眠り姫と5人王子様【ARS】 (ページ3)

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雅「Aおはよう！！」

私に元気良く挨拶してくれたのは、兄である相葉雅紀。
私の1個年上の今年で18歳。
ちなみに私は、今年で17歳になる。
とにかく、明るくて家族のムードメーカー的な存在だ。

あ「お兄ちゃんおはよう。」

…そこで私はある異変に気付く。

あ「あれ？お父さんは？」

母「早番よ。」

…やべ。すっかり忘れてた｡

今はいないけど、私のお父さんは、サラリーマンで、ごく普通の父親だ。
でも、ここいら辺では、厳しいので有名だ。私だけ。
あと、怒ると鬼のように怒るのだ。
ここだけの話ね。

母「Aちゃん、今日クラス替えだっけ？」

あ「あ。」

…はい。これも忘れてました。

雅「そうだったね！！A誰と同じなるのかなー？」

あ「誰と同じなるのかなー？って他人事みたいに言って。」

雅「んー？もう一回言ってみ？」

あ「だから、他人…」

雅「この！！」

…あ。また忘れてました。私の兄は、文句言うと面倒くさいです。本当に。
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