お弁当２ ページ29
○ お弁当作りました２
「次は何作ろうかなー？」
二回目のお弁当を作る日が明後日に決まった
冷蔵庫の中を覗いているA
「足りないもの明日買ってこないと！
零お兄さんも明後日お弁当いるかい？」
降「…あぁ
作ってもらえるとありがたい」
「もちろんさ！」
降谷はパソコンを打っていた手を止める
正直降谷はどれだけ弁当が可愛かろうが人前で食べるつもりは無いので問題は無い(※人目は確かに気にするが何よりAに作ってもらった弁当を欲しがられたりAの事を聞かれるのが嫌だ)
しかし風見は報告書やらに追われている事が多くデスクから離れられない日もあるだろう
さすがに彼女がいるわけでもないのにあきらかに彼女から作ってもらったとしか思えない可愛らしい弁当を週一程度とはいえ今後職場で広げるのは酷だ
降「…」
少しだけ迷うも
意を決してAに話しかける
降「えっと…A」
「何だい？」
降「…弁当…もっと手を抜いてくれていいからな？」
「？手を抜くって？」
降「いやその…作るの大変だろ？」
「全然大変じゃないよ？
楽しいし」
降「…それでも学校もある事だし…
もっと簡単に出来るものでも…」
「簡単に？
…あ！そういえばこの前テレビでご飯と梅干しだけのお弁当やってたよ！
すごく簡単そうだった！」
降「(日の丸弁当！？)」
「それがいいかい？
零お兄さん日本大好きだもんね！」
降「いやいやいやいや日本は大好きだが頼む弁当にそれを反映させないでくれさすがに嫌だ」
弁当開けたら日の丸とか絶対へこむ
やっぱりおかずは欲しい
降「その…な？
この前作ってもらった弁当…さすがにいい歳した男がクマさんおにぎりのようなものはちょっとな…
いやすごく可愛いかったが…」
作ってもらって本当に申し訳ないが風見の為だと降谷はとうとう本題を口にした
「…」
無言になるA
嫌な気持ちにさせてしまったかもしくは悲しませたかとヒヤリとしたが
どうやら何か考えているようだ
「…なるほど！
わかったよ！」
降「！」
するとAが納得したように声をあげた
「そうだよね！
零お兄さんと裕也お兄さんは男の子だもんね！」
降「…むしろ“男の人”だが」
「うんうん！
そうとわかれば作るものも決まってくるよ！
明後日楽しみにしていておくれ！」
降「あ…あぁ…？」
何やらわかってくれたらしい
降「(これなら大丈夫…か？)」
若干不安を感じながらも降谷は明後日を待つ事にした
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ジュリ(プロフ) - こんにちは。お弁当シリーズが面白すぎて好きすぎます！お弁当シリーズこれからも楽しみにしてます！これからも頑張ってください！ (2022年8月14日 18時) (
レス) @page32 id: 95734c7554 (このIDを非表示/違反報告)
くれは - 夢主ちゃんと零さん一緒にお風呂入って普通に健全にキャッキャしてほしい、、、。本編から一気読みしました！面白かったです！これからも頑張って下さいね！！！ (2020年5月11日 4時) (レス) id: 2bfb99dd96 (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 仮面ヤイバーのキャラ弁とか、ゴメラのキャラ弁とか？探偵団（子供組）は喜びそうだねwww。美味しそう(￣¬￣) (2020年5月6日 10時) (レス) id: cb6e7377c2 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - −−−さぁ… 次の弁当は何が出る…？ キャラ弁か…？ いきなりのコメント済みません。 ついコメントを入れてしまいました…！ (2020年5月3日 20時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
Lein/レイン(プロフ) - サクヤさん» きゃーーー！！もう本当にありがとうございます！！めちゃくちゃ大満足です！！！ (2019年11月4日 19時) (レス) id: d5056eb933 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクヤ | 作成日時：2019年4月26日 14時
