9話 もしもの未来 ページ11
三途春千夜は、唯一Aが拾ってきた東卍のメンバーだ。毎日どこかしらで喧嘩をしては問題を抱えていた春千夜に手を差し伸べ、万次郎にお願いをし東京卍會に入れてもらった。その恩義があるからなのかどうかは知らないが、春千夜はAを物凄くリスペクトしている。久しぶりに会えたのが余程嬉しかったのか春千夜はマスクの上からでも分かるくらいキラキラと顔を覗かせていた。他の東卍メンバーが見たらそれはそれは驚く程に。
『そういや、よく気付いたなオレだって』
春「え?寧ろ気付かないわけないじゃないですか!」
どうして気付いたのか言いましょうか?と言ってきたがこれは話がかなり長くなる気がするぞ…?と本能が察したのでいや大丈夫だと答える。
春「首領、いつになったらチーム作るんですか?あんたが頭、そしてオレがあんたを支えるNo.2になればきっとこの東京を統べるチームになると思うんです…!」
『いや前にも言ったけど興味ねーから』
春「今日、首領が先人切って行く姿を見て確信したんです!なんならチーム名ももう決めてます!!」
マジかこいつ、と軽く引いてしまうAだったがこんなにも自分を好いてくれているという事を思うと無下にはできなくなる。
『ちなみになんてチーム名?』
春「!作ってくれるんですか!?」
『聞くだけだよバーカ』
オーバー気味にしゅん…とした表情になる春千夜だったが、興味がないと言われたにも関わらず自分の話をきちんと聞いてくれるAにまたパッと顔を綻ばせ笑顔になりながら答えた。
春「“梵天”です!」
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佐野家
『ただいまぁ』
マ「おーおかえりA。どうだった?」
『どうもこうもねぇよ…』
そういうと今日あった出来事を片割れであるマイキーに話す。すべて話し合えると災難だったな笑と笑うマイキー。笑うところじゃねーわ。
マ「でも、良かっただろ?てっぺんの景色は」
『…………まぁ、』
Aの返しがマイキー的にとても嬉しかったのかそのまま腕を引いてくる。突然のことにうわ、と驚き体勢を崩すとそのままマイキーが座っていたソファに倒れ込む。
マ「つーことで、これからもオレになんかあったときはよろしく頼むわ♡」
『はあ!?』
ふざけんな!バカ万次郎!
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比嘉槐 - なんか読んだことあるなと思ったら以前読ませて頂いた作品でした(*´∇`*)とても面白いです!これからも応援してます╰(*´︶`*)╯♡ (11月28日 15時) (レス) @page1 id: 0ffcd0578b (このIDを非表示/違反報告)
ただのバカです - お久しぶりっス!最近は来れなくてすいません!ハイキューの夢小説の方を見ていまして、東京リベンジジャーズもたまに見てるんですけど、タイトルを忘れてしまって、頑張って探したらあったので、すぐさまコメントしましたっス!続き楽しみに待ってます!! (2022年2月13日 23時) (レス) @page24 id: acf5fa610c (このIDを非表示/違反報告)
竜蘭(`・ω・´) - まっぽさん» タイトルは同じじゃないですよ!!マイキーのドッペルゲンガーです!!設定とか全然違います!!このお話は兄弟ですけど、マイキーのドッペルゲンガーというお話は兄弟じゃないんです!!うるさくてごめんなさい (2021年12月24日 7時) (レス) @page2 id: 784883b1f4 (このIDを非表示/違反報告)
まっぽ(プロフ) - 蓮さん» 蓮さんコメントありがとうございます!それって占ツクでですかね?もしタイトルにAnotherがついていて梵天軸の話だったら私の作品です💦 (2021年12月20日 0時) (レス) id: 1847723ecb (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - この作品に似たような作品が作られてますよ💦同じタイトルで内容も似ています (2021年12月19日 21時) (レス) id: 1abcf988f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まっぽ | 作成日時:2021年7月14日 3時