成長中の名探偵【名探偵コナン】

正体は... ページ40

貴「ふぅ危なかった〜、コナン君大丈夫？生きてる？」

コナン「ああ、生きてるけどよ....もうちょい穏やかな方法無かったのかよ...」

貴「咄嗟にだったからしゃーない」


コナン君を地面に降ろしながら車を見ると、至る所から煙を上げ先生が座席から落ちて車に一蹴り入れてる所だった。


小五郎「クソ〜！肝心な時に、このボロ車っ！！」


男「逮捕するっ！！」


あっ男の人達の存在忘れてた....ってえ？

今、逮捕って...！


コナン「刑事....！？」

貴「だろうな...うん。拳銃持ってるっつたら刑事だよな....」


さぁて、刑事なのが分かってよかったけど、これはまずい状況だなぁ....


そんな時だ、私達の頭上が影で覆われたのは



コナン「！？」
貴「....なるほど、ね」



ソレは空をゆっくりと飛んで、私達にその姿を認識させた。


まるで――《捕まえてみろ》とでも言いたげに



コナン「...ヤツだ...白い翼で闇の世界を舞う...」
貴「神出鬼没の大怪盗....」


コナン/貴「怪盗キッド！！」



でもなんで....アイツがここに？


刑事「警部！キッドを視認！！現在、深山ビル屋上！悪魔像の上です！」


なんだ....？突然刑事達の目の色が変わった....
一体キッドは何をしたんだ....？


いや、今はこの状況をどうにかしないと....


コナン「やべぇな.....このままだと」

貴「ああ、たぶん行き先は....」





モニターの前で依頼人に言われた言葉を思い出す



『貴方たちの動きは全てモニターされています...』





暗いモニターの光だけの部屋、そこに佇む男性に無機質なコンピュータの声が届く


『IDナンバー1、IDナンバー2、IDナンバー3、神奈川県警察本部に接近中です....』

神奈川県警察本部→←とんでもない作戦

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