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94. ページ48

『ねぇねぇ、さっきの話は何だったの?』


JK「テヒョンイヒョンは、四次元から来た人。
言っていること、やっていることのほとんどは、普通の人には理解できないよ。」


だけど、グクにはその意味が分かっているんだよね?






JK「寒くない?」


『うん、大丈夫。
私、自分で歩けるよ?』


JK「俺が嫌なの。風邪ひいてるAに無理をさせるの。」




グクはどことなく、元気がないように見える。


だけど、どう声をかけたら良いのか分からない。


私には、今のグクが何を考えているのか分からない。






『グク・・・』


JK「あ、見て!紅葉が真っ赤だよ。」




グクの視線の先を追えば、紅葉(もみじ)が道の端に並んで、葉を真っ赤に染めて立っている。


『ほんとだ・・・』


JK「今日、本当は紅葉(こうよう)を見に行こうと思ってたんだ。」


『約束、守れなくてごめんなさい。心配をかけてごめんなさい。』


JK「ううん。Aは悪くないでしょ?謝らないで?」




グクの優しい声に、涙が出そうになる。


せっかく、休みが合って、いろいろ計画してくれていたのに。


約束を守れないどころか、凄い心配をかけてしまった。



私はグクの首にしがみつく。


JK「A、泣いてる?首が冷たい。」


『ないて、ない・・・』



JK「はいはい、そういうことにしとこうね。」

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ヤンコチペン - コメント失礼します! ここから、ぐく氏たちはどうなっていくのか、気になってきました!笑 素敵な作品をありがとうございます!!応援しています! (2023年4月6日 23時) (レス) @page49 id: 257e9ab930 (このIDを非表示/違反報告)
狐兄弟 凌 - 後々グクたちは離れてしまうのかとかめっちゃ気になります!!くっつきグクさん可愛い!面白かったです (2019年11月2日 9時) (レス) id: 7d3711d128 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - はじめまして^^一気読みさせていただきました!凄く面白いです!一途に想い続けてくれるJKにキュンキュンさせられっぱなしでした(笑)続きも楽しみにお待ちしております!頑張ってください! (2019年10月21日 18時) (レス) id: 3fc92ffbb1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆう | 作成日時:2019年10月21日 0時

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