キミに惚れられました。2【JK】

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JN「僕は、とある人のファンなんだけど・・・その人をもっとたくさんの人に知ってもらうために、日本に来ました。
だから、僕はその人のために仕事、やってます。」



『ファン・・・？』



芸能人かなんかかな？

その人の為に国境を越えて日本に来ちゃうなんて、余程好きなんだなぁ、その人のことが。


JN「いつか、Aちゃんにも会って欲しいなぁ、その人に。」


『ぜひ、会わせて下さい！』


JK「ヒョン。」


グクに睨まれ、ジンさんは“ミヤネヨ”と言って笑う。





YG「俺も会いたいなぁ。」


ユンギさんもニヤニヤ笑いながらそう言うものだから、グクがユンギさんの手に持っていたお肉を奪い取って頬張る。






JK「ふはひほほ、はふほほ」


YG「何言ってんのか分からない。」


JK「んー！！
2人とも、覚悟しておいてくださいね。」





先程から、この人達のやりとりはなんだろう。


訳の分からない私は、とりあえず料理を口に運ぶ。






YG「한국에 언제 돌아가냐?」







ユンギさんが韓国語でグクに話しかける。


グクは1度私を見て、切なそうに笑う。




『・・・ちょっと、御手洗お借りしますね。』


JN「OK！
そこ、出たところにあるよ。」





部屋を出て廊下を歩く。

私だって、韓国語マスターにお世話になってるわけで、それなりに簡単な単語は聞き取れるようになってきた。

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