70. ページ24
目が覚めると外はもう明るくて、朝が来たことを教えてくれる。
ジョングクくんは幸せそうな表情で気持ち良さそうに寝ている。
今日はお互いそのまま力尽きたらしく、2人とも裸のまんま・・・
ジョングクくんの引き締まった体が見えて、昨日のことを思い出し顔が熱くなる。
下着を探そうと体を動かすと、ジョングクくんに抱き寄せられる。
何も着ていないので、ジョングクくんの体温や肌の感触がダイレクトに伝わってきてかなり恥ずかしい。
『ジョングクくん？』
JK「A・・・」
目をつむったまま私の名前を呼ぶ。
ユンギさんに呼ばれた時は何も思わなかったのに、ジョングクくんに呼ばれると胸がきゅんっとなる。
JK「グク・・・」
『・・・ん？』
JK「ジョングクじゃない。グク・・・」
そう言う彼は未だに目を閉じている。
まだ、かなり眠いらしい。
『グク・・・？』
JK「ふふ・・・」
嬉しそに笑う。
JK「あー、やばい。
またしたくなってきた。」
『えっ？』
JK「でも、眠い・・・」
『どうぞどうぞ、寝てください。』
JK「んー・・・」
かなり寝起きが悪いらしいジョングクくんは、眉をひそめながらも目を開けられずにいる。
JK「Aー、もう1度名前、呼んで？」
『グク・・・？』
名前を呼べば、急に視界がぐるっと回ってジョングクくん越しに天井が見える。
ジョングクくんは、眠そうに欠伸をしながら、目をうっすら開けて私を見下ろしている。
さらさらの髪の毛は寝癖でぴょんぴょんと跳ねていて、可愛い。
なんて思って見ていると、グクが眠そうにふにゃっと笑う。
JK「おはよう。」
『おはよう、グク。』
JK「随分、そそる格好をしてるね。」
グクはじーっと私の体を眺めている。
『ちょ、見ないで！！』
JK「明るい所で見ると、もっと綺麗。」
暗い夜とは違い、カーテンを閉めていても明るいので、グクの顔もはっきりと確認できる。
ということは、逆も同じ。
慌てて手で隠そうとするけど、それはジョングクくんの両手で拒まれ、ジョングクくんは両肘で自分の体を支えている。
JK「A、腰痛くない？」
『痛くないけど・・・』
JK「じゃあ、しよ？」
恥ずかしさしかないけど、可愛い笑顔でそう言われてしまうと、断れない。
『・・・あんまり見ないでね？』
JK「それは、無理かな。」
グクは思いきり、私の唇を甘噛みした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1529人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヤンコチペン - コメント失礼します！ ここから、ぐく氏たちはどうなっていくのか、気になってきました！笑 素敵な作品をありがとうございます！！応援しています！ (2023年4月6日 23時) (
レス) @page49 id: 257e9ab930 (このIDを非表示/違反報告)
狐兄弟 凌 - 後々グクたちは離れてしまうのかとかめっちゃ気になります！！くっつきグクさん可愛い！面白かったです (2019年11月2日 9時) (レス) id: 7d3711d128 (このIDを非表示/違反報告)
カナタ(プロフ) - はじめまして^^一気読みさせていただきました！凄く面白いです！一途に想い続けてくれるJKにキュンキュンさせられっぱなしでした(笑)続きも楽しみにお待ちしております！頑張ってください！ (2019年10月21日 18時) (レス) id: 3fc92ffbb1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まゆう
| 作成日時：2019年10月21日 0時
