僕たちとヨジャマンネの物語。【BTS】

喧嘩の理由は？ ページ27

△架空のコンサートです。



『わぁ。ARMYの声、すごく聞こえますね。』


JM「そうだね。
で、なんでここにいるの？
スタンバイは、ジョングクの横だったろ？」




今日の演出は、最初、メンバーが2人ずつ、様々な所から登場する。


確か、Aのスタンバイはジョングクの横。


ジョングクと一緒に登場する予定だったはず。


なんで、1番距離の遠いここにいるんだ？



『始まるまで、ここに居させてください。
今、グクの顔見たくないので。』





また、喧嘩したらしい。


2人の喧嘩は珍しくはない。


よくあること。


理由は、大体がジョングクの嫉妬だったりAの意地っ張りだったり。


僕らからしてみれば、マンネたちの可愛い喧嘩だ。


それは訓練生の時の喧嘩に比べれば、だいぶマシになった。




あの頃は、お互いがお互いにライバル意識を持っていたし、負けず嫌いだったし。


だから、喧嘩の内容もかなり激しかった。




まぁ、その話はいつかするとして。







珍しくもない喧嘩ではあるが、今はコンサート開演10分前。



いつもなら、喧嘩していたとしても、プロとして切り替えるA。


それが、準備もせずにここにいるなんて。

余程の喧嘩なのだろう。





JM「原因は？」


『・・・言いたくありません。』


JM「そう。
無理に聞くのは嫌だけど、コンサートに支障でるよね？そのまんまじゃ。」


『・・・そうですけど。
でも、許せないものは許せないんです。』





その一点張りのA。



ARMYの声は更に大きくなり、もう開演も目の前だ。



どうやって、この姫を戻すか。


残り5分になった時、姫はそっと笑って、僕の頬にキスをする。





え？何が起こったの？









JK「やっぱりここにいた。
こいつ、回収して行きますね。」


ジョングクに担がれるA。



JK「センイルチュッカヘヨー。
だから、特別です。」




どうやら、喧嘩をしていたわけではないらしい。





あー、Aにしてやられた。


これからコンサートだというのに。


ARMYの前に立つっていうのに、どうやって切り替えろって言うのさ。







どこに行っていたかの分からないテヒョンが帰ってくる。


TH「ほら、コンサート始まるよ。
その顔どうにかしなよ。」



JM「うるさいなぁ。分かってるよ。」





誕生日だから、特別。




顔が少し赤くたって許してくれるよね？




ARMY！



☆Jimin 생일 축하해！

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