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JM「まさかぁ。
ご令嬢となんて、僕、絶対嫌ですよ。
まぁー…、あまり気にせず。
結局、会う予定だったのにすっぽかされて、社長も超絶不機嫌なんで。
Aさん、社長にコーヒーを持って行ってください。」
『いや、今、機嫌悪いって言っていませんでした？』
JM「砂糖とミルクを忘れずに〜」
『いや、まだ死にたくないです。』
JM「僕は用事があるので、ちょっと席を外しますね。」
にっこり笑って秘書室を出て行くジミンくん。
くそう。
小指が縮む呪いをかけてやるんだ。
いつも以上に慎重にコーヒーを淹れ、ミルクと砂糖も一緒に乗せたトレーを社長室に運ぶ。
よし、さっさと机の上に置いて0.1秒で出てやろう。
私は空気、私は空気。
『失礼しまーす…』
JK「入る時はもっとはっきりと話せ。」
『すみません。』
くそほど機嫌悪いじゃないか。
眉間にシワを寄せ、私を睨む社長。
睨んでいるつもりはないかもしれないが、こちとら、背筋が凍るほど怖い。
可愛いウチのジョングクはどこへいった。
『コーヒーです。』
社長の前にコーヒーを置き、頭を下げてそそくさと社長室を出て行こうとする。
JK「どこへ行こうとしてる？」
『え。秘書室に帰ろうと。』
JK「俺はそんな許可を出していない。」
『え、いつもそんな許可頂いていませんけど。』
JK「…コーヒー飲む間そこに座ってろ。」
社長はコーヒーを手に取り、立ち上がって来客用の椅子へと座る。
JK「遅い。」
『すみませんっ。』
急いで社長の向かいの椅子へと座る。
コーヒーを飲みながら私を見る社長。
なんとなく気まずくて、視線を逸らす。
家では二人きりが当たり前だけど、会社でこうやって用もなく２人で過ごすのは初めてかもしれない。
できれば、機嫌が良いときにして欲しかったけど。
『何故、私はここにいるのでしょうか。』
JK「俺と一緒にいるのに、理由なんているわけ？」
『…え、コーヒーに毒でも入っていました？』
JK「入れたの？」
『入れるわけないじゃないですか！！！！！』
JK「うるさい。」
『〜っ、』
何なんだ、こいつは。急にどうした。
JK「秘書は常に社長と一緒にいるもんでしょ。」
あぁ、ソッチデスカ。
奥さんとして一瞬期待した自分があほらしい。
JK「何？俺と一緒にいるのは嫌？」
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うに(プロフ) - もう何度も読んでますがやっぱり大好きなお話です！また更新される日を待ってます！ (4月29日 21時) (
レス) @page45 id: fc966db95f (このIDを非表示/違反報告)
Sharon(プロフ) - めっちゃ好き！更新待ってます (2月5日 18時) (レス) @page45 id: ba78d037f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 今日も好きすぎます まゆうさん ありがとうです。 (8月20日 21時) (レス) id: c3cca9217a (このIDを非表示/違反報告)
たたたった(プロフ) - 面白かったです!!更新待ってます☺️☺️ (7月18日 22時) (レス) @page45 id: 8d4bed92ac (このIDを非表示/違反報告)
たぬき - 続きが気になってしょうがないっっ！！！ (7月17日 13時) (レス) @page45 id: 6d3f164a1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2021年9月12日 21時
