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普通に出会って、普通に恋して、普通に恋愛をしたかった。
『ジョングクと結婚なんかするんじゃなかった。』
JK「…そうですか。
でも、残念。
あなたはもう、俺の奥さんです。
そろそろ覚悟を決めてください。
もう、俺からは離れられないんです。」
いつもより低い声で、私を責めるようにそう言ったくせに、今にも泣き出しそうな、そんな表情を浮かべている。
JK「俺は、いつまでも待てませんから。」
そう言って唇にかぶりつくジョングク。
初めてではない。
けれども深く激しいキスに、彼の胸板を押して抵抗してみるが、逞しい彼はびくともしない。
それどころか、両手を頭の上で纏められ、片方の手でソファの肘かけ部分に押し付けられる。
私の足に割って入っているジョングクの膝のせいで、身動きも取れない。
驚いている私の唇を割って入って来た舌は、私の口の中を味わうかの如く隅々までなぞる。
いつもの部屋なのに、いつも以上に静かに思えて、2人の吐息が耳にダイレクトに入って来る。
ジョングクの片手はもぞもぞと服の裾からお腹の中へと入ってきて、ゆっくりと肌を撫でた。
別に、ジョングクとすることが生理的に無理だとか、そういうわけではない。
でも、今してしまえば、ただ、欲を満たすだけの悲しい行為になってしまう気がして、嫌だ。
誰でも良いだとか、誰かの代わりとか、そうではなくて、私は私として、ジョングクに求められたい。
ゆっくりと唇を離し、もう一度私を見下ろす。
JK「でも、プロポーズをした相手は、1人だけです。」
『それって、』
突然、2人の間に割って入るように、着信音が響いた。
ジョングクははぁっと深く溜息をつき、私の体を解放した。
JK「電話です。出てください。俺、ちょっとシャワー浴びて来るんで。」
そう言ってソファから立ち上がったジョングク。
YN[あ、A？]
電話の相手はヨナだった。
慎重にゆっくりと呼吸を繰り返す。
YN[あー、１個言い忘れたことがあって。
あんたさ、家族に結婚のことをまだ言ってないって言っていたじゃん？]
『うん？』
YN[で、自分で電話して報告してたよ？昨日。]
『…誰に？』
YN[ユンギさんに。]
『…は？』
丁度その時、もう一件着信を受ける。
恐る恐る画面を見れば、�爛罐鵐�オッパ�瓩諒源�。
人生詰んだな、これ。
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うに(プロフ) - もう何度も読んでますがやっぱり大好きなお話です！また更新される日を待ってます！ (4月29日 21時) (
レス) @page45 id: fc966db95f (このIDを非表示/違反報告)
Sharon(プロフ) - めっちゃ好き！更新待ってます (2月5日 18時) (レス) @page45 id: ba78d037f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 今日も好きすぎます まゆうさん ありがとうです。 (8月20日 21時) (レス) id: c3cca9217a (このIDを非表示/違反報告)
たたたった(プロフ) - 面白かったです!!更新待ってます☺️☺️ (7月18日 22時) (レス) @page45 id: 8d4bed92ac (このIDを非表示/違反報告)
たぬき - 続きが気になってしょうがないっっ！！！ (7月17日 13時) (レス) @page45 id: 6d3f164a1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2021年9月12日 21時
