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そう言って起き上がり、軽く体を伸ばしているジョングク。
JK「Aさんのおかげで寝不足です。」
『私、そんなに寝相悪かった？』
JK「…煽ったくせに。
煽るだけ煽って眠るなんて。
俺を弄ぶのも大概にしてください。」
私も体を起こし、絶望という文字がぴったりあう程の表情を浮かべながら、立ち上がったジョングクの背中を眺める。
『私、本当に何したの？』
JK「さあね。
朝ごはん作ります。顔でも洗ってきてください。
今日が休みで良かったですね。」
にっこり微笑むジョングク。
絶対これ、しばらく根に持たれるやつだ。
一生懸命脳みその片隅まで神経を巡らせたって、一瞬の記憶さえも思い出せない。
そりゃあ、酔った勢いで結婚してしまう女が出来上がるわけだ。
【 Jungkook.⠀】
JK「ただいま…って、今日はいないのか。」
暗い部屋の電気をパチッと音をたてつける。
最近、いつも家に帰ったら電気がついていて、Aさんが�爐�かえりなさい�瓩辰鴇亟蕕之泙┐討�れるから。
ひとりぼっちに少しだけ寂しさを覚える。
まぁ、彼女と結婚するまではそれが当たり前だったんだけどね。
鞄をソファに投げ、ソファに全体重を沈める。
…疲れた。
家に帰って来たのに、全然休まらない。
常に体中を張り巡らされている茨(いばら)は、一瞬の気の緩みも許さない。
まぁ、それが�犲卍広瓩箸い�者が抱えるべき重圧であり、この年齢でそれになった俺は、特に気を張り続けていないといけない。
いつもなら、彼女の笑顔を見ればその緊張も一気に解され、やっと呼吸ができるのに。
明日が休みの今日は、同期の親友と一緒に夜ご飯を食べるらしい。
俺もジミニヒョンやテヒョンイヒョンたちと久しぶりに酒でも飲もうかと思ったけど、なんとなく、早く家に帰りたくなった。
そういう癖がついてしまったんだろうな。
Aさん、俺以外の前でお酒を飲まないという約束は守ってくれているだろうか。
酔っ払ったAさんは、別人かと思うくらい甘える。
そして、1番タチが悪いのが、全て覚えていないということ。
あの夜もそうだった。
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うに(プロフ) - もう何度も読んでますがやっぱり大好きなお話です！また更新される日を待ってます！ (4月29日 21時) (
レス) @page45 id: fc966db95f (このIDを非表示/違反報告)
Sharon(プロフ) - めっちゃ好き！更新待ってます (2月5日 18時) (レス) @page45 id: ba78d037f7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 今日も好きすぎます まゆうさん ありがとうです。 (8月20日 21時) (レス) id: c3cca9217a (このIDを非表示/違反報告)
たたたった(プロフ) - 面白かったです!!更新待ってます☺️☺️ (7月18日 22時) (レス) @page45 id: 8d4bed92ac (このIDを非表示/違反報告)
たぬき - 続きが気になってしょうがないっっ！！！ (7月17日 13時) (レス) @page45 id: 6d3f164a1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう。
| 作成日時：2021年9月12日 21時
