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JM「2人とも、泣きすぎだよ。
ごめんね、たくさん待たせちゃって。
待ってくれてありがとう。」
ジミンの目にも涙が溜まっている。
『ジミン。私を助けてくれてありがとう。』
JM「Aが無事なら、それで良かったんだ。
まぁ、こうやって記憶が戻ったわけだし。
記憶が戻った状態でAの結婚式に出られて本当に良かった。」
『ジミン・・・私、今日結婚するよ。』
JM「うん。本当に良かった。
凄い、綺麗だよ。Aが幸せそうで良かった。
ジョングク先生・・・Aを世界一幸せにしてくださいね。」
ジミンがオッパの前に立ち、クシャっと笑う。
JK「もちろん。ジミン。Aを守ってくれてありがとう。」
まさか、こんな幸せな日に、もう一つ幸せな奇跡が起きるなんて思いもしなかった。
涙で崩れた化粧をテヒョンに大急ぎで直してもらう。
もうすぐで、式が始まる。
オッパが私の手を握る。
『・・・ジョングク先生!』
JK「急に何?凄い懐かしい呼び方だね。」
『さっき、ジョングク先生との思い出を見ていたので。
高校を卒業してからも、楽しい思い出はたくさんあったけれど、やっぱり、あの1年は凄く特別な思い出だから。
ジョングク先生を好きになって良かった。ジョングク先生に好きになってもらえてよかった。』
そう言えば、オッパの大きな瞳に涙の膜が張る。
JK「もう、やめてよ。始まる前から泣かさないでよ。
今日から、僕はAの旦那さんで、Aを守っていかないといけないから、もう泣かないって決めたのに。」
『泣き虫なところも好きなんで、たくさん泣いてください。私も一緒に泣くので。』
オッパと一緒になれるという嬉しさで、涙が滲んでくる。
私、とてもとても幸せだ。世界一、幸せだ。
JK「あ、もう、式が始まる。」
『そうですね。
あ、そうそう。』
私はオッパの手を引っ張り、耳元で言う。
何度も言ってきた言葉。
どうしても、今、伝えたい言葉。
『ジョングク先生、大好きです!!』
JK「・・・ほんと、最後まで生意気な生徒だね。」
オッパが軽くキスをすれば、みんなの待つ部屋の扉が開いた。
END.
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りぃ - ああ涙が止まらないよおお(;;)勿論グクと○○ちゃん結ばれてよかったんだけどジミンが記憶戻ったところ大泣きしてしまったー!!( ; ; )よかったほんとに、、!!今まで読んできた小説でいちばんです! (2021年5月2日 18時) (レス) id: 6a137e9fb7 (このIDを非表示/違反報告)
chan(プロフ) - 泣きました。作者さん最高です! (2021年4月22日 0時) (レス) id: 13c40b890a (このIDを非表示/違反報告)
わたし。(プロフ) - ジミナー!って色んな涙が出ました! (2021年4月1日 22時) (レス) id: 373e34b3f9 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - 今まで色んな小説を読んできてこんなに心が揺さぶられた小説は初めてでした!!!!本当に本当に面白くて読んでる最中は凄く泣けてきて本当にこの小説に出会えて良かったです!!!!! (2021年2月7日 12時) (レス) id: e88d06d936 (このIDを非表示/違反報告)
miki-miki(プロフ) - まゆうさんのお話を読み始めてから他の事が一切できなくなりました…。面白すぎて読み終わるまで何も手にくださいつかないです…。全ての作品を読み終わる頃には、廃人になってしまいそうです…w感想沢山食べありますがとても語りきれないので最高でした!!とだけ…! (2020年10月4日 16時) (レス) id: 969190ed48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆう | 作成日時:2020年2月14日 23時