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そして、時間は今度こそ順調に流れていき、私は受験というものをした。
もちろん、スパルタな個人授業のおかげで、第一志望に合格した。
オッパの母校のBigHit大学に春から通うことになったのだ。
そして、ついに明日は卒業式。
最後の個人授業を受けている真っ最中だ。
『オッパ。明日は卒業式なのに、こうやって個人授業なんかしていて良いんですか？
こう、準備とかないんですか？』
JK「あとは、心の準備だけだよね。
この数学が壊滅的だった生徒も、明日で卒業かと思うと、凄く感慨深いものがあるよね。」
『壊滅的・・・・ですか。』
オッパのおかげで、今では得意教科は数学と言えるほど、数学をマスターすることができた。
自分でも驚いている。
こんなに数学が好きになるなんて。
全部全部、オッパのおかげだ。
『オッパ・・・いや、ジョングク先生。
ありがとうございました。』
JK「ん。こちらこそ、ありがとう。
なんか、初めて、教師になって良かったと思えた１年だったよ。」
オッパはにっこりと目を細めて笑う。
『もう、オッパは私の先生ではなくなるんですね。
他の生徒の先生になると思うと、複雑。』
JK「僕は、Aが大学に行くと思うと、複雑だけど。」
『何でですか？』
オッパは、はぁぁっと大きな溜息をつく。
JK「ちゃんと勉強についていけるかなって。」
『・・・・・えぇ、そこ、心配されてるんですか。』
JK「それは冗談だけど。あ、こんな時間。早く帰るよ。明日の準備しなさい。」
オッパは立ち上がり、私もつられて立ち上がる。
『・・・・寂しいです。』
もう勉強を教えてもらうことも、あの教室でオッパを見ることもないのだ。
もう、ジョングク先生ではなくなってしまう。
涙が溢れ出そうになる。
JK「僕は嬉しいけど。Aが生徒でなくなるの。」
オッパの言葉に、更に悲しくなってくる。
私はこんなに寂しいと思っているのに、このオッパは、私の卒業を喜んでいるのだ。
４月からは新しいクラスの先生になって、たくさん可愛い生徒に出会うだろうし、もしかしたらその中から、私より好きな子を見つけるかもしれない・・・。
もう、私はオッパに学校で会うことはできない。
こんなに悲しくて不安なのに、何が嬉しいだ。
『・・・今日は１人で帰ります！！！！』
鞄を持って、オッパを置いて店を出る。
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りぃ - ああ涙が止まらないよおお(;;)勿論グクと○○ちゃん結ばれてよかったんだけどジミンが記憶戻ったところ大泣きしてしまったー！！（ ; ; ）よかったほんとに、、！！今まで読んできた小説でいちばんです！ (2021年5月2日 18時) (
レス) id: 6a137e9fb7 (このIDを非表示/違反報告)
chan(プロフ) - 泣きました。作者さん最高です！ (2021年4月22日 0時) (レス) id: 13c40b890a (このIDを非表示/違反報告)
わたし。(プロフ) - ジミナー！って色んな涙が出ました！ (2021年4月1日 22時) (レス) id: 373e34b3f9 (このIDを非表示/違反報告)
ありす(プロフ) - 今まで色んな小説を読んできてこんなに心が揺さぶられた小説は初めてでした！！！！本当に本当に面白くて読んでる最中は凄く泣けてきて本当にこの小説に出会えて良かったです！！！！！ (2021年2月7日 12時) (レス) id: e88d06d936 (このIDを非表示/違反報告)
miki-miki(プロフ) - まゆうさんのお話を読み始めてから他の事が一切できなくなりました…。面白すぎて読み終わるまで何も手にくださいつかないです…。全ての作品を読み終わる頃には、廃人になってしまいそうです…w感想沢山食べありますがとても語りきれないので最高でした！！とだけ…！ (2020年10月4日 16時) (レス) id: 969190ed48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2020年2月14日 23時
