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49. ページ49

JM「いや、あなたたち、車庫で何してるの。
ジョングクとA、いつ帰ってくるの。会議始められないんだけど。」


NM「ヒョン。今日は大切な用事があるって言っといたでしょ。
こんなところで、何、油売ってるのですか?」





呆れ顔のジミンとナムジュンさんが迎えに来て、やっと解放される。


嫌がるジニオッパを連れ、ナムジュンさんが帰って行く。



私たち3人も急いで会議室に行く。


そこには鬼の形相をした女上司の姿。



「打ち合わせにどんだけ時間がかかるの!?」



『すみません!!』



JK「社長に捕まっていました。」




サラッというジョングク。


社長というキーワードが出れば、その女上司も何も言えない。



「まぁ、早く座りなさい。
会議始めるわよ。」




私たちは急いで席に座る。


会議の内容は、今度近くのショッピングモールで絵本フェアをすることになったという報告だった。




そして、そこに駆り出されるのが、



「そこの若い3人。お願いできるかな?」



編集部で一番偉い上司が笑顔で私たちの方を見る。


若い3人って・・・私たちか!!!



JM「あの、そういうのって、営業部の仕事ではなかったんですか?」


「それが、その日、他の書店で大きな絵本フェアをすることに急遽なってしまって。
ショッピングモールの方はもう場所を押さえてしまっているから、編集部から人員を出そうってなったんだ。」



『なるほど。
でも、明らかに、3人だけでは足りない気が・・・』


「その日、空いているのが3人しかいないんだ。
あと・・・これは言いにくいんだが・・・社長も自ら、フェアに行くらしい。」




あぁ、把握しました。


これ、また良からぬ職権乱用の一件ですね。



「社長自ら行かれるなんて、そんなことできませんと話したんだが、どうしても、お客様の喜ぶ顔を間近で見てみたいのだと・・・
若いのに、なんと立派な方なんだ。
君たちも見習うように!!」




いや、編集長。


これ、確実に、仕事に私情を挟んでいるやつです。




私たちは3人で顔を見合わせ、周りにバレないように小さな溜息をついた。




私たち3人とジニオッパ、そしておそらくナムジュンさんの5人で一緒に働くというありえないことになってしまった。



あのオッパ、本当に策士だなぁ。
 



会議を終え、スマホを見れば、オッパからメッセージが来ている。

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jiminluv - ちなみに申し上げますとジミナ様はお酒にお強い方です...。お話、面白いですね。 (2021年3月5日 18時) (レス) id: 7465c06286 (このIDを非表示/違反報告)
JIN LOVE - ジン君サイコー!これからも更新がんばってください! (2019年12月28日 21時) (レス) id: 7edd2e40dd (このIDを非表示/違反報告)
まい - ジンぺんなので最高です!大人なジナたまらない!社会人なので会社という設定がやばい!最後まで楽しみにしてます(^^) (2019年12月11日 10時) (レス) id: 693c0f6f88 (このIDを非表示/違反報告)
Km - 1話目読んで感じました。私この作品好きです!笑 これから読ませていただきます! (2019年12月6日 23時) (レス) id: 617d4e2c73 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Pちゃん()さん» 教えて頂きありがとうございました。早急に直しました。 (2019年12月3日 19時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆう | 作成日時:2019年11月24日 22時

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