甘やかして溶かして食べたい。【JN】

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JN「ふふ、A、顔真っ赤だよ。」


『うるさいです。』


オッパは私をきつく抱きしめる。


あーあ。ついに私はオッパにキスを許してしまった。


けれど、特に後悔はしていない。




JN「好きだよ。」



『・・・私は好きじゃないです。


まだ。』




そう言えば、オッパは目を見開く。



JN「それって！！！
好きになる可能性もあるってことだよね？」


『さぁ、それはどうでしょう。』



オッパは嬉しそうに微笑み、私の唇を再び奪った。





確実に心は揺れている。


出会ったばかりの頃の私とは違う。


私は恋をしないなんてもう言わない。


オッパとなら、私は恋をできるかもしれない。


オッパは上唇をペロッと舐めている。


JN「ご馳走様。」


『付き合っていないのに、キスをするなんて・・・』


JN「付き合ったら問題ないんじゃない？」


『付き合いませんってば。』


JN「まだ・・・ね！」


嬉しそうにニコニコしているジニオッパを見て、小さなため息をつく。



私はいつか、この人と付き合うことがあるのかもしれない。



その時には、あの小さな箱を捨てよう。



オッパとなら、私は笑顔で前に進めるかもしれない。
 


いや、オッパと前に進みたい。



オッパの笑顔を見ていたい。



さぁ、この気持ちは何でしょうか。

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