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私たちは全力で仕事を片付け、残業時間も2時間程で済み、3人で行きつけの居酒屋へと向かう。
私たちの行きつけの居酒屋、“SUGA”。
居酒屋なのに、名前はSUGA。
こじんまりとした個人店だけど、居心地の良さと料理の美味しさと安さが大好き。
YG「またお前らかよ。」
『いや、曲がりなりにも客です。
もっと喜んでください。』
店長のユンギオッパは、一見、無愛想にもクールにも見えるけど、実はとても優しくて、私たちをとても可愛がってくれる。
私たちは3人でほぼ毎日のようにここに通っている。
一人暮らしの私たちにとって、家で作るよりここで食べた方が楽だし安くつく気がする。
いつもの特等席であるカウンターに座り、食べたいものを頼む。
最近、ユンギオッパが私たちに対して手を抜き始め、盛りつけをされずに皿に乗せてドンっと出てくるようになったが、私たちはそれで十分。
3人で空腹のお腹に無心で食べ物を入れる。
YG「お前ら、本当に美味しそうに食べるよな。
作りがいがある。」
JK「でしょ?なら、もう少し安くしてください。」
YG「馬鹿。これ以上安くしたら、俺が生きていけなくなる。」
『オッパには私たちがいるから大丈夫ですよ。』
YG「そういう問題でもない。」
ユンギオッパやジョングク、ジミンと話していると、昼間の出来事なんて忘れてしまう。
私の頭からはあの事件は無かったことになり、彼らとの時間を楽しむ。
JK「ヌナも、ジミニヒョンも、すぐ酔うくせに、飲みますよねー。
いつも、2人を引っ張って帰る俺の身にもなって欲しい。」
『ぐー、よわらいもんれー!』
JK「んんっ?なんて言いました?え?」
JM「たぶん、ぐく、よわないもんねっていってる・・・」
JK「ちょっと、ジミニヒョン、お気を確かに。
俺こっちです。そっち誰もいません。」
私もジミンも、1杯で酔ってしまう。
わ
けど、私の頭はかなり正常。
呂律がまわらなくなる私と、ひたすら眠くなるジミン。
そして、所謂“ザル”のジョングク。
3人とも同じ寮に住んでいるので、いつもジョングクに連れられて帰る。
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jiminluv - ちなみに申し上げますとジミナ様はお酒にお強い方です...。お話、面白いですね。 (2021年3月5日 18時) (レス) id: 7465c06286 (このIDを非表示/違反報告)
JIN LOVE - ジン君サイコー!これからも更新がんばってください! (2019年12月28日 21時) (レス) id: 7edd2e40dd (このIDを非表示/違反報告)
まい - ジンぺんなので最高です!大人なジナたまらない!社会人なので会社という設定がやばい!最後まで楽しみにしてます(^^) (2019年12月11日 10時) (レス) id: 693c0f6f88 (このIDを非表示/違反報告)
Km - 1話目読んで感じました。私この作品好きです!笑 これから読ませていただきます! (2019年12月6日 23時) (レス) id: 617d4e2c73 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Pちゃん()さん» 教えて頂きありがとうございました。早急に直しました。 (2019年12月3日 19時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆう | 作成日時:2019年11月24日 22時