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『あ、いえ・・・大丈夫ですよ。
わざわざこちらに来ていただき、ありがとうございます。』
笑顔でそう言えば、テヒョンさんも安心したように笑顔になる。
無邪気な笑顔を浮かべる彼は、最初の印象と違って可愛い。
来客用の机で私たちは軽い打ち合わせをする。
テヒョンさんの絵はライオンが主人公で、とても柔らかく優しい絵だった。
物語も、とてもあたたかくて、私は一瞬で虜になる。
私、この人の本を作りたい！！
そう思ってテヒョンさんを見れば、嬉しそうに目を細める。
TH「僕の本、大丈夫ですかね？」
『絶対売れます！！私、この物語が大好きです！！』
つい、テヒョンさんの手を両手で掴んでしまい、テヒョンさんも驚いている。
『あ、ごめんなさい・・・つい・・・』
慌てて手を離そうとすると、今度はテヒョンさんが私の手を握る。
TH「これから、お願いします。担当が、Aさんで良かったです。」
四角い笑顔を浮かべる彼。
同い年くらいだろうか。
こんな温かい笑顔の彼が描く物語はきっと、とても素敵なのだろう。
TH「ひひっ、ジミンの言ってた通り。」
ん？ジミン？
『ジミンを知っているのですか？』
TH「親友なんです。
今度僕の担当になる人ってどんな人？って聞いたら、とっても真っすぐで、絵本のことが大好きな同期だよって教えてくれたのです。」
大天使、ジミン様！！！
私がいないところでそんな風に言ってくれているなんて、恥ずかしいけれど、嬉しい。
そう言ってくれたジミンの為にも、頑張らなきゃ！！
TH「僕と同い年ですよね？」
『そうなんですか？』
TH「僕、ジミンと同い年だから。
だから・・・その・・・敬語をやめて良いかな？
僕、敬語が苦手なんだ。」
『敬語でなくてもいいですよ。』
TH「Aちゃんも、敬語やめてよ。」
『ん〜・・・作家さんに普通の言葉を使うのは気が引けちゃうので・・・。
これは、私の職業病ということで。』
TH「ん〜・・・」
残念そうに唇を尖らすテヒョンさん。それも、また可愛い。
TH「じゃあ、いつかはその敬語やめてね！
今すぐにとは言わない。
でも、ジミンの親友と、僕も親友になりたいんだ。」
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jiminluv - ちなみに申し上げますとジミナ様はお酒にお強い方です...。お話、面白いですね。 (2021年3月5日 18時) (
レス) id: 7465c06286 (このIDを非表示/違反報告)
JIN LOVE - ジン君サイコー！これからも更新がんばってください！ (2019年12月28日 21時) (レス) id: 7edd2e40dd (このIDを非表示/違反報告)
まい - ジンぺんなので最高です！大人なジナたまらない！社会人なので会社という設定がやばい！最後まで楽しみにしてます(^^) (2019年12月11日 10時) (レス) id: 693c0f6f88 (このIDを非表示/違反報告)
Km - 1話目読んで感じました。私この作品好きです！笑 これから読ませていただきます！ (2019年12月6日 23時) (レス) id: 617d4e2c73 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Pちゃん（）さん» 教えて頂きありがとうございました。早急に直しました。 (2019年12月3日 19時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆう
| 作成日時：2019年11月24日 22時
