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JK「ヌナ、そろそろジニヒョンと付き合っても良いんじゃないですか?」
『何を言い出すんだね、この後輩は。』
JM「僕もそう思う。あんなにAのことを思ってくれてるんだよ?
ヒョンになら安心してAを預けられるよ。」
『いや、あなたは私の何ポジションですか。』
YG「俺も。あのヒョンはおすすめだけどな。」
『ユンギオッパまで!!!』
いつものように、居酒屋“SUGA”で晩御飯を食べる。
最近、ジョングクもジミンも、口を開けばジニオッパと付き合えばと言ってくる。
彼に胃袋を掴まれたのはこの人たちではなかろうか。
確かに、最初の時よりも、オッパに対する印象はかなり良くなった。
かなり良い人だと思う。
けれど、恋愛となれば別だ。
私は誰とも付き合うつもりはない。この思いは揺るがない。
YG「まさか・・・おまえ、まだあんな奴のことを引きずってんの?」
『店長〜!この店員、客に向かってお前って言ってきまーす。』
YG「店長は俺だ。っていうか、この店の店員は俺だけだろ。
お前、このチヂミやんねぇぞ。」
『ヤー、ヒョンニム、サランヘヨー。』
JK「もっと言ってやってくださいよー、ユンギヒョン!
ヌナ、2年も前のこと引きずってるんですよ?」
『まだ2年だから!!』
2年・・・。別れてから2年しか経っていないのだ。
私が入社した時に付き合い始め、ジョングクが入社する直前に別れた。
つまり、彼との時間は1年11か月。
たった1年11か月。でも、私が恋愛というものに疲れ切るには十分な時間だった。
というより、最後の一発が大きかったな。
あの事件までは、どこにでもいるような順風満帆なカップルだったと思う。
私は彼と結婚するのだと思っていたし、何ならプロポーズまでされていた。
それなのに、あの人は・・・。
JK「ちょっと、ヌナ!!それ、俺のお酒です!!」
ジョングクの声とともに、目の前が急に真っ暗になった。
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jiminluv - ちなみに申し上げますとジミナ様はお酒にお強い方です...。お話、面白いですね。 (2021年3月5日 18時) (レス) id: 7465c06286 (このIDを非表示/違反報告)
JIN LOVE - ジン君サイコー!これからも更新がんばってください! (2019年12月28日 21時) (レス) id: 7edd2e40dd (このIDを非表示/違反報告)
まい - ジンぺんなので最高です!大人なジナたまらない!社会人なので会社という設定がやばい!最後まで楽しみにしてます(^^) (2019年12月11日 10時) (レス) id: 693c0f6f88 (このIDを非表示/違反報告)
Km - 1話目読んで感じました。私この作品好きです!笑 これから読ませていただきます! (2019年12月6日 23時) (レス) id: 617d4e2c73 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Pちゃん()さん» 教えて頂きありがとうございました。早急に直しました。 (2019年12月3日 19時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆう | 作成日時:2019年11月24日 22時