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なんとか平常心を取り戻して自分の業務をこなしていき、昼頃には朝のことはまるで夢だったように思えるレベルにはいつも通りの日常を味わっていた。
いつも通りが一番・・・。
JK「ヌナ、ヒョン!早く食堂行きましょう!お腹すきました。」
ジョングクがお腹を摩りながら私たちを急かす。
ジョングクはいつもお腹がペコペコな気がする。
細いくせに私の倍は食べている。
ジミンも私も、財布を持って立ち上がった。
するとそこへ、朝見たばかりの人物がやって来る。
『・・・ナムジュンさん。』
NM「お疲れ様です。ヒョンが3人を社長室に呼んでくるようにと言うので・・・。
本当に申し訳ないのですが、来ていただけますか?」
ナムジュンさんは申し訳なさそうに言う。
本日のミッションは朝のあれでこなせたと思っていたが、全くの見当違いだったらしい。
・・・というより、まぁ、そうですよね。
あんなので満足するような人ではなさそうですよね。
3人で顔を見合わせる。
ジョングクは昼食が遅れるということで、絶望的な表情を浮かべているが、私たちに拒否権などない。
だって、相手は社長なのだから。
『はい、伺います。』
私たちはナムジュンさんの後ろに続いて社長室へと足を進める。
NM「ヒョンが迷惑かけてしまい、すみません。
Aさん、困ってますよね。」
『あ、いえ・・・いや、はい・・・』
かなり困っています。
NM「ヒョンも、悪い人ではないのです。
ただ、Aさんへの愛が重すぎて・・・古くからの仲である僕も引いてます。」
ナムジュンさんは苦笑いを浮かべる。
礼儀正しく、引いてますなんて言うから、ギャップについ笑ってしまいそうになる。
JM「社長とナムジュンさんは、昔からのお知り合いなのですか?」
NM「そうです。中学、高校と続いて部活の先輩でした。大学もサークルの先輩で。
学年こそ違えど、よく一緒にいましたね。」
『社長は、学生時代の時からあのような感じだったんですか?』
NM「まぁ、あんな感じでしたね。
良い意味でマイペースでした。」
学生時代のジニオッパ・・・なんとなく浮かんでくる。
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jiminluv - ちなみに申し上げますとジミナ様はお酒にお強い方です...。お話、面白いですね。 (2021年3月5日 18時) (レス) id: 7465c06286 (このIDを非表示/違反報告)
JIN LOVE - ジン君サイコー!これからも更新がんばってください! (2019年12月28日 21時) (レス) id: 7edd2e40dd (このIDを非表示/違反報告)
まい - ジンぺんなので最高です!大人なジナたまらない!社会人なので会社という設定がやばい!最後まで楽しみにしてます(^^) (2019年12月11日 10時) (レス) id: 693c0f6f88 (このIDを非表示/違反報告)
Km - 1話目読んで感じました。私この作品好きです!笑 これから読ませていただきます! (2019年12月6日 23時) (レス) id: 617d4e2c73 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Pちゃん()さん» 教えて頂きありがとうございました。早急に直しました。 (2019年12月3日 19時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆう | 作成日時:2019年11月24日 22時