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18. ページ18

JK「あの、そろそろヌナを返してもらっても良いですかね。」


JM「すみません、社長・・・。3人で次の企画の打ち合わせがこのあとありまして・・・。」




相手が社長でも変わらずのジョングク。


まぁ、社長がジニオッパなのもあるのだろうけど。


彼の温厚で人懐っこい性格に、ジョングクも打ち解けられているのだろう。




JN「ごめんごめん。今後の大事な話をしていたんだ。」


にっこり微笑むジニオッパ。


JK「それは、仕事のですか?」


JN「もちろん。」





嘘つけ。いつ仕事の話をしたんだ。


私は軽くジニオッパを睨むが、彼は相変わらず嬉しそうにニコニコしている。



先ほどのグイグイと攻めてくるような肉食系の男とは思えないくらいの爽やかさを醸し出している。




JK「じゃあ、失礼しました。」



ジョングクとジミンと共に頭を下げ、エレベーターに乗り込む。







JK「楽しかったです?ミーティング。」


『楽しいわけないでしょ。』


JM「ジョングクがそろそろ助けに行きましょうって言い出したんだ。」



そう、私たち3人の打ち合わせなんて予定にない。




JK「まぁ、ジニヒョンと付き合ってしまえば良いとは思いますよ。
けれど、ヌナにあの人の愛を受け止められるだけのキャパはまだ無いかなぁって。
どうせ、引きずってるんでしょ?
いつかの恋愛を・・・」



ジョングクには話したことがある。私の思い出したくもない恋愛のことを。


ジミンは、実際付き合っているときに何度も相談していた。


あれは、私たちが入社して一年目のことだった。



ジョングクが2年後に入社してきたときにはもう既に別れていたので、私の黒歴史として話した。




JK「その元カレが変な奴だっただけです。ヌナは悪くないですよ。
だから、恋愛だってしたって良いんです。
それこそ、あの人はヌナの良いところも悪いところも全部全部ひっくるめて受け止めてくれると思いますよ。」




話しているうちに、エレベーターは私たちのフロアへと到着した。




JM「そうだよ。あの時とは違うよ。
あいつのせいで、Aが自分から幸せになるのを拒むのは、俺は悔しいけど。」




ジミンは私の頭を優しく撫でる。

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作品ジャンル:タレント
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jiminluv - ちなみに申し上げますとジミナ様はお酒にお強い方です...。お話、面白いですね。 (2021年3月5日 18時) (レス) id: 7465c06286 (このIDを非表示/違反報告)
JIN LOVE - ジン君サイコー!これからも更新がんばってください! (2019年12月28日 21時) (レス) id: 7edd2e40dd (このIDを非表示/違反報告)
まい - ジンぺんなので最高です!大人なジナたまらない!社会人なので会社という設定がやばい!最後まで楽しみにしてます(^^) (2019年12月11日 10時) (レス) id: 693c0f6f88 (このIDを非表示/違反報告)
Km - 1話目読んで感じました。私この作品好きです!笑 これから読ませていただきます! (2019年12月6日 23時) (レス) id: 617d4e2c73 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Pちゃん()さん» 教えて頂きありがとうございました。早急に直しました。 (2019年12月3日 19時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆう | 作成日時:2019年11月24日 22時

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