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15. ページ15

NM「おはようございます、ヒョン。・・・と、Aさんかな?」


えくぼを作りながらにっこり微笑むナムジュンさんは、紳士そのものだ。


・・・というか、なんで私の名前をご存知なのでしょうか。


社員全員の名前が頭に入っているのかな?それとも、私、なんか悪いことでもして目立っているのかな・・・。



いや、身に覚えはないな。




『おはようございます。すみません・・・ここまで来てしまい・・・。』


NM「いえ、どうせ、ヒョンが無理やり引っ張ってきたのでしょう。」


正解です。さすが、ナムジュンさん。分かっていらっしゃる!!


JN「人聞きが悪いなぁ。朝のミーティングをするんだ。2人で。」




ジニオッパは私の手を引いて所長室の扉を開く。


初めて入る社長室は広めで、やはりここにもたくさんの資料が棚に並べられている。


よくドラマとかで見るような社長のデスクもきちんと置かれている。


他にも、大きめの机と洋風な椅子が4脚、机の周りに並べられている。



きっと来客用なのでしょう。



JN「まぁ、座って?」


社長室に入ったところで、手を放してもらえた。


私の荷物を4脚の椅子のうちの1つに置き、その横の椅子に座るよう促される。


『でも、私、仕事が・・・。』


JN「今日は作家さんとの打ち合わせは無くて、1日社内勤務なんだよね?」



『・・・何で知っているんですか。』


ジニオッパはニコリと笑う。


JN「だって、僕は社長だからね。」


『社長、それは職権乱用といいます。』


JN「ああ!!二人っきりになったらオッパって呼ぶって言ってくれたのに!!」




ジニオッパは目を見開いて訴えてくる。



だって、二人きりになることなんて、まず無いと思っていたのだ。


もう一度席に座るよう促され、とりあえず座る。



ジニオッパは私の向かい合った席に座る。




『あの・・・昨日はすみませんでした。
酔っていたとはいえ、社長・・・ソクジニオッパに失礼なことを・・・』


JN「はは、長いでしょ。ジニオッパで良いよ。
・・・で、失礼なことって、どのこと?」


『いや・・・いろいろと。何を考えているか分からないとか。』



JN「はは、そんなこと気にしていないよ。
むしろ嬉しいよ。
考えていることが分からないってことは、僕の考えていることを知ろうとしてくれたってことだよね?」

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作品ジャンル:タレント
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jiminluv - ちなみに申し上げますとジミナ様はお酒にお強い方です...。お話、面白いですね。 (2021年3月5日 18時) (レス) id: 7465c06286 (このIDを非表示/違反報告)
JIN LOVE - ジン君サイコー!これからも更新がんばってください! (2019年12月28日 21時) (レス) id: 7edd2e40dd (このIDを非表示/違反報告)
まい - ジンぺんなので最高です!大人なジナたまらない!社会人なので会社という設定がやばい!最後まで楽しみにしてます(^^) (2019年12月11日 10時) (レス) id: 693c0f6f88 (このIDを非表示/違反報告)
Km - 1話目読んで感じました。私この作品好きです!笑 これから読ませていただきます! (2019年12月6日 23時) (レス) id: 617d4e2c73 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Pちゃん()さん» 教えて頂きありがとうございました。早急に直しました。 (2019年12月3日 19時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆう | 作成日時:2019年11月24日 22時

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