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『ジョングクくんや。社長様に対してそれは失礼ではないかい?』
要約すれば、私をこのオッパの前に置いていくな。
JN「いや、多いに大歓迎!」
ほら、喜んじゃってるから!!
ジニオッパはジョングクの腕を掴んでいる私の手を掴む。
JN「よし、社長室で朝のミーティングをしよう!」
『しません。行きません。』
JN「これは社長命令ってやつ。」
ジニオッパはニヤリと笑えば、私の手を掴んでいた手で私の荷物を奪い取って歩き出す。
JK「ヌナは社長に呼び出されました。そう報告しておきますね。」
ジョングクはニコッとわざとらしく笑顔を作り、編集部の方へ歩いていく。
私はその背中を睨みながらも、荷物という人質をとられてしまったので、渋々オッパの後をついて行く。
『あの、ちゃんと社長室に行くので、荷物は返してください。』
JN「いや、いいよ。僕が持ちたいから持っているんだ。」
『それでも、周りの目というものがありますので・・・』
JN「こんなので何か言ってくるやつがいれば、俺がそんなの許さないから。」
そういう問題でもないんだけどなぁ。
オッパの後をついて歩いていれば、いろんな人の視線を浴びる。
しかも、そのほとんどは女性社員による嫉妬の目なのだ。
私はひっそり静かに日常を送りたいんだけどなぁ。
エレベーターで最上階へ登れば、このフロアにあるのは社長室のみとなる。
エレベーターを降りれば、少し広めの部屋になっており、全ての壁が本棚となっていて、たくさんの資料や絵本が並べられている。
それと、キッチンと書かれた部屋の扉もある。
キッチン・・・?何故、ここにキッチン・・・?
専属シェフでも雇っているのだろうか。
部屋の一番奥には社長室と書かれた扉がある。
その扉の前には、1つだけデスクが置かれており、そこには秘書のナムジュンさんが座っている。
ナムジュンさんは秘書兼副社長というハイスペックなお方で、この会社はジニオッパとナムジュンさんで成り立っているようなものだ。
噂によると、とても頭の回転が速かったり、外国の言葉も話せたりするらしい。
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jiminluv - ちなみに申し上げますとジミナ様はお酒にお強い方です...。お話、面白いですね。 (2021年3月5日 18時) (レス) id: 7465c06286 (このIDを非表示/違反報告)
JIN LOVE - ジン君サイコー!これからも更新がんばってください! (2019年12月28日 21時) (レス) id: 7edd2e40dd (このIDを非表示/違反報告)
まい - ジンぺんなので最高です!大人なジナたまらない!社会人なので会社という設定がやばい!最後まで楽しみにしてます(^^) (2019年12月11日 10時) (レス) id: 693c0f6f88 (このIDを非表示/違反報告)
Km - 1話目読んで感じました。私この作品好きです!笑 これから読ませていただきます! (2019年12月6日 23時) (レス) id: 617d4e2c73 (このIDを非表示/違反報告)
まゆう(プロフ) - Pちゃん()さん» 教えて頂きありがとうございました。早急に直しました。 (2019年12月3日 19時) (レス) id: c199fca4fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆう | 作成日時:2019年11月24日 22時