【マサイ】コーヒーの香りに包まれて2【Fischer's】

カラオケ1 ページ34

この間約束した水曜日になった
お兄ちゃんには電話が来たその日に伝えてあるから、お店の心配はない。

カラオケなんて何年ぶりだろ。とワクワクしながら6時になるのを待った。



18:05

ｶﾗﾝｺﾛﾝ…

扉が開く音がしたためキッチンから顔をだし、いらっしゃいませーと声をかける
そこにはシルクがいて

｢迎えに来ましたあ｣

そう言われる。

｢あ！今行くね！！｣
そう伝えて私は上着を着てカバンを持ち、お兄ちゃんに行ってきますと言う。

｢おう！楽しんでこいー｣

｢はーい｣

シルクの元に駆け寄りお待たせと伝える。

｢少し歩いたとこに車止めてあるから行きましょ｣

ｶﾗﾝｺﾛﾝ…

お店を出て一緒に少し歩く
ずっと気になってたことを聞こうと口を開けると、

｢｢あの｣｣

タイミングが重なってしまった
どうぞと譲られたのでお言葉に甘えて、なぜマサイくんに内緒なのかを聞いた。

｢それ今俺も話そうとしてました。笑理由なんすけど、ただビックリさせたいだけっすね笑｣

私がびっくりしてしまった。
あれだけ何故なのか考えたのに…

そんなこんなで車に着き、乗ろうとしたら絶対喋らないでねと言われ、訳も分からないまま頷いて車にシルクと乗り込む。運転席にはんだほさんがいて、一番後ろの席には目隠しされたマサイくんがいた。


next…
マサイくん目隠しされ過ぎですね。笑

カラオケ2→←不眠

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す