【マサイ】コーヒーの香りに包まれて2【Fischer's】

お布団 ページ23

指切りげんまんをした後そろそろ寝るかとマサイくんに促され、一緒に歯磨きをして寝室に移動した。
そこで一番の問題にぶつかる。

マサイくんがYouTuberと知ってからたまに動画を見ていて、その中の動画でマサイくんは少しの物音で起きてしまうことを知った。

一緒の部屋で寝たら起きてしまうのでは。。
などと1人頭の中でぐるぐる考えていたら

｢布団1枚しかなくて一緒でも、いい？変なことはしないからっ///｣

と聞かれた。
私は素直に考えてたことを伝えてみる。

｢同じお布団に入ってマサイくん寝れるの？｣

少しマサイくんは考える素振りをしてこう答えた。

｢Aならぐっすり寝ちゃうかも…//｣

また語尾が消えていくように話して、恥ずかしくなったのかお布団に先に潜ってしまった。
私は嬉しくて呼ばれてないのに勝手にお隣にお邪魔した。笑

マサイくんは背中をこっちに向けてまだ恥ずかしさと戦っているらしい。
私はその背中を眺めてうとうとし始めた。

｢A｣

急に名前を呼ばれぴくりと肩を揺らす。
マサイくんは姿勢を変え私と向き合う形になる。
マサイくんの左手が私の腰に添えられ、引き寄せられる。目線を捕えられ、口が開いたと思ったら



｢大好き｣



と一言。

私は恥ずかしくてそっぽ向きたかったがマサイくんの大きな瞳が私の目を離さなかった。
恥ずかしかったけど私もきちんと伝える。




｢大好き｣

next…

ひっっっさしぶりの投稿。なかなか書けてなくてごめんなさい。

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