２０だよ ページ25
とある部屋の一室
そこでは粟田口の短刀たちが集まって話し合いをしていた
「皆知っていると思うが、少し前から五虎退が離れの審神者に会いに行っているみたいなんだ。しかも一兄がいない時限って…。」
「三日月の爺さんや鶴丸の爺さんも暇があれば毎日のようにあそこに行ってるよな。」
「最近だと、小夜や長谷部さんも離れに通じる廊下を歩いているのをよく見かけます…」
「新しい審神者に何か弱みでも握られたんじゃないかな…？」
「俺も心配になって、五虎退に声を掛けたんだが、どうやら新しい審神者を主として認めているみたいなんだ」
「それって本当に大丈夫なの？？」
「わからない…」
話の内容は、新しく就任した審神者に先程の話に出た五振りの刀剣男士が会いに行っているということだった
短刀たちは前任の審神者からの被害が最も多かったため、新しく来た審神者から五振りが何か酷いことをされていないか、と心配をしていた
「でも、新しい審神者の霊力はとても清らかなものでした。」
「僕も手入れをされているとき、新しい審神者の霊力に包まれてとても温かい気持ちになりました！」
「前の審神者とは違った、とても優しい霊力をしてました。もしかしたら良い人なのかも…」
短刀たちは、前任の審神者のドロドロと淀んだ霊力と比べて、とても清らかに澄んだ霊力をしている新しい審神者に興味を持った
「……僕、新しい審神者に会ってみたいです！」
「！僕も、僕も会ってみたいです！」
「俺も…！！」
前田が声を上げてから、秋田、包丁の順で他の短刀たちも次々と声を上げていった
それを止めたのは薬研藤四郎だった
「全員落ち着け。俺達はまだ相手の顔どころか声すらも分からないんだ、霊力の質だけで判断するのは危険だ。」
「それに、新しい審神者は俺たちと関わらないって話だろ？それが俺たちのためかも知れないが、もしかしたら何かを企んでいる可能性だってあるんだ、そんなやつを信用できるか？」
「ゔぅ…確かに……」
先程声を上げていた短刀たちも、薬研の話を聞き、冷静に考えた
新しい審神者はこの本丸に来てから一ヶ月以上は経つが、未だに声すらも聞けていない
それに、関わらないとは言ったものの、五振りの刀剣男士とは関わっている可能性があり、何が目的なのかも分からないままなのだ
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動物になりたい(プロフ) - ありがとうございます！m(_ _)m (10月22日 10時) (
レス) id: 80917aefbd (このIDを非表示/違反報告)
快晴(プロフ) - 頑張ってください！応援してます！ (10月22日 9時) (レス) @page24 id: 3fba93f21d (このIDを非表示/違反報告)
動物になりたい(プロフ) - 更新が遅くて申し訳ないです！これからも引き続き頑張って書きます！コメントありがとうございます！！書く励みにします！！ (10月22日 9時) (レス) @page23 id: 80917aefbd (このIDを非表示/違反報告)
鳥月風花(プロフ) - この作品大好きです！応援してます！.。o○ (2020年3月27日 8時) (レス) id: 29ed657b53 (このIDを非表示/違反報告)
真鈴(プロフ) - 初めまして！このストーリーを読ませてもらっています！次の更新待っています！頑張ってください、応援してます！ (2020年3月23日 15時) (レス) id: 9f5e33e110 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：動物になりたい | 作成日時：2020年3月20日 2時
