１２話だよ ページ14
どうしよう…怖い
部屋に張ってある結界を破ろうとする様子は見られないので、少し安心したがやはり怖いものは怖い
「すみません、三日月殿！それは出来ません！主様は皆さんと関わらないとお約束されましたので！今日本丸へいらしたのは迷いこんだ五虎退殿の虎を本丸へ届けるためでございます！決して約束を破ろうとしたわけではありませぬ！」
「分かっておる。俺はただ話をしたいだけだ。」
「そうですか！ですが約束のためそれだけは出来ませぬ！」
「ふむ、そうか…。」
少し考えるような間があったのち、外でバチィッと音がした。
「あなや！」
結界が発動したようだ。
…ということは中に入って来ようとしたのか
「この結界は皆様を通さないためのものです！触り続ければお怪我をしますので、どうぞお引き取りください！」
こんのすけの言葉を聞いて諦めて帰るかそのまま話すのかと思っていたが…
バチィッ！
バチバチィッ！
予想の斜め上をいった
この人、怪我するってのにやめない……
「三日月殿！おやめください！このまま続ければ軽傷になりますぞ！」
言ってもやめる気配がない……
この人僕が出てくるまで続ける気だ
「いやなに…、俺が怪我したら新しい主が出てくると思ってな。」
未だに結界の拒絶する音が聞こえる
やめてほしい僕はこんのすけを見た
こんのすけも僕と同じことを思ったようで、ボフンッと音を立てて空間移動で部屋から出た
大丈夫かな……
「三日月殿いい加減おやめにっ…！
なっ！何をなさるのですか！」
全然大丈夫そうじゃない……
「お手をお離しにっ！三日月殿！やめてくだされ！三日月殿っ！！」
どうしよう…こんのすけが捕まったらしい……
声の焦りようから大分ピンチなのだろう
あの時の記憶がフラッシュバックする。
はやくこんのすけを助けなければっ！
急いで障子に向かい、勢いよく開けた
「こんのすけに酷いことしないで！って……えっ……」
「おお！出てきてくれたか新しい主よ。」
「……………これは…」
障子を開けるとそこにはに酷いことをされてるこんのすけの姿はなく、三日月宗近により気持ち良さそうに撫でられているこんのすけの姿だった
「…よかっ…た……。」
こんのすけの姿に気が抜けて、床に座り込んでしまった。
「捕まえたぞ。」
気を抜いてしまったのが行けなかったのだろう
僕はあっさりと捕まってしまった………
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動物になりたい(プロフ) - ありがとうございます！m(_ _)m (10月22日 10時) (
レス) id: 80917aefbd (このIDを非表示/違反報告)
快晴(プロフ) - 頑張ってください！応援してます！ (10月22日 9時) (レス) @page24 id: 3fba93f21d (このIDを非表示/違反報告)
動物になりたい(プロフ) - 更新が遅くて申し訳ないです！これからも引き続き頑張って書きます！コメントありがとうございます！！書く励みにします！！ (10月22日 9時) (レス) @page23 id: 80917aefbd (このIDを非表示/違反報告)
鳥月風花(プロフ) - この作品大好きです！応援してます！.。o○ (2020年3月27日 8時) (レス) id: 29ed657b53 (このIDを非表示/違反報告)
真鈴(プロフ) - 初めまして！このストーリーを読ませてもらっています！次の更新待っています！頑張ってください、応援してます！ (2020年3月23日 15時) (レス) id: 9f5e33e110 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：動物になりたい | 作成日時：2020年3月20日 2時
