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なぉな ― ん ページ7

周りを見渡せばを人、人人と言う様な感じでルーファは少し苦い顔をした

『…て、言うか仲良くの定義っていまいち分かりませんよね、ぶっちゃけ』
「そうだなァ…ま、軽く言えばジャックとかダルメシアぐらいの仲何じゃねーの」
『…ダルメシアさんとジャックハートさんぐらいの仲ですか…』
一度だけ、ダルメシアとジャックハートの位置をルーファとエイトフットで置き換えて想像してみた。




『あ、親友!もしかしてまた仕事に追われてるのか?』
「まぁ、な……ったく、あの御方は本当にタコ使いの荒い御方だぜ……」
と、呆れた様に言いながらサラサラと仕事をこなすエイトフット。

『まぁ、そのぐらい信頼?信用??されてるって訳だし、仕方無いでしょ!あ、後はいコレ!』
「ん?なんだ、これ…」
『園内軽く散歩してきた時に見つけたんだ!』
「おまっ…1人で散歩してきたのかよ…!」
『え?うん、そうだけど…其れがどうかしたのか?』
首を傾げながら言うルーファにエイトフットははぁ〜、と溜息を付いたかと思えばこう言った。

「散歩に行くんだったら俺にも言ってくれ、俺もルーファと散歩に行きてぇ」




『……ぉえ、』
「オイ糞猫!1人で勝手に想像して吐こうとすんな!」
『嫌々、此れはエイトフットさんの例えが悪いですよ、だってダルメシアさんとジャックハートさんが仲の良い定義だなんて言うから』
「其れはお前が仲の良い定義が何だって言ったからだろ!?」
そう言うエイトフットにルーファはカチンと来たが何とか堪え、呆れの様な諦めの様な溜息を付いた。

『…まぁ、良いです取り敢えず何処行きます?』
「何処行きてぇってお前…此処に来たこと有りますよ感出してっけどちゃんと此処に来て回るのは今日が初めて何だからなお前。」
『…分かってますよそのくらい、其れに自分がエイトフットさんに何処行きたいかって聞いたのにはちゃんと理由が有りますから。』
「はぁ?」
『はい、エイトフットさんは此方に来るのが2年目な訳ですしエイトフットさんオススメの場所とか先に行ったほうが良いかな、と思いまして。』
ルーファがそう言えば、エイトフットは呆気に取られたのかフリーズしてしまったが直ぐにハッとして

「…蛸が黒猫をエスコートするってどう言う事だよ……」
『其れを言ってしまったら黒猫が蛸にエスコートされるなんて、どうかしてると思いますよ」
と、疑問を投げ合った後2人は同じタイミングで溜息を付き、結局エイトフットの行きたいエリアヘ行くことになった。

なぁ ― ん ,→←にゃあ … …



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作者名:たにしちゃ | 作成日時:2022年11月17日 20時

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