・ ページ50
翔太に抗がん剤治療の話をした時
もちろん副作用についても話をした。
"不安なこと、心配なことない？"
何度となく翔太に言ったセリフ。
でもいつも返ってくる答えは
"大丈夫！俺そんなに弱くないから！"
変わらずにそんな言葉だった。
でもそれを鵜呑みにしてた訳じゃない。
不安なのは十分理解してたつもり。
でも翔太はその不安を俺の前では見せない。
"主治医" と "患者"
どうしてもその壁は分厚くて、簡単には壊せなくて
"やっぱり翔太の主治医は俺じゃない人の方が、、"
なんて何度も何度も考えた。
本当は今だって考えてる。
だから佐久間が教えてくれた
翔太の素直な気持ちがただただ嬉しかった。
佐「阿部ちゃんが居てくれて翔太は安心だと思う。
何より俺も安心だしね！」
阿「ん、...佐久間、ありがとう」
佐「だから、阿部ちゃんがしんどいなーってなったら
佐久間さんいつでも聞くから！
ほら、毎日同じ家にいるわけだし！(笑)」
阿「んふ、それは佐久間が勝手に俺の家にあがりこんで
住み着いてるだけでしょ(笑)」
佐「およよ？阿部ちゃん公認だと思ってたんだけどなぁ〜
おっかしいなぁ〜」
なんて相変わらずの佐久間に思わず笑みがこぼれる。
佐久間がここに来てくれたことで、
やっとスタートラインに立てた気がした。
俺も、翔太も、きっとそう。
だから1回目の抗がん剤治療だって、
舘さんと蓮のことだって、
きっとこのまま全部上手くいく。
この時はそう信じて疑わなかった。
*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――*☼*――――
ここまでお付き合い頂いている皆様
本当にありがとうございます(*ᴗˬᴗ)⁾
少しばかりこの場をお借りしてお礼申し上げます♩
不定期更新にも関わらずたくさんのお気に入り、
ご評価に感謝致します！
(ご評価がもうすぐ100票になるのにはびっくりしました！)
皆様から頂くお気に入り登録、ご評価を励みに
次の章も楽しんで頂けるよう今後も
私なりに言葉を紡いでいこうと思います。
引き続きよろしくお願い致します！
近日中に移行致します⸜❤︎⸝
moco
追記(11/8)
移行作業完了致しました！
こちらのお話気がついたらお星様が赤くなっていて
感動してしまいました、、、
皆さまの優しさに感謝申し上げます！
次の章でもよろしくお願い致します( ˊᵕˋ )♡
*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――*☼*――――
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 671人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
moco(プロフ) - (名前) ? ?? ?さん» ご連絡ありがとうございます！無事に開けたようで安心いたしました😌今後ともお楽しみ頂けますと幸いです☺️ (5月11日 22時) (
レス) id: 6ba24db0c9 (このIDを非表示/違反報告)
(名前) ? ?? ?(プロフ) - mocoさん» 何度もコメント失礼しました。開くことができました！私の勘違いだったようです。これまでのコメントへのご丁寧な返信ありがとうございました。 (5月11日 13時) (レス) id: 51e5572930 (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - (名前) ? ?? ?さん» 再度メッセージ送らせて頂きました。お手隙の際にご確認お願い致します。 (5月9日 1時) (レス) id: 6ba24db0c9 (このIDを非表示/違反報告)
(名前) ? ?? ?(プロフ) - mocoさん» こちらからmoco様にメッセージを送る方法が分からず、感想欄でのメッセージ送信申し訳ありません。パスワードを何度か送っていただいたとおりに打ってみたのですが開くことができませんでした💦お手数ですがもう一度メッセージを私に送信してもらえないでしょうか？ (5月9日 0時) (レス) id: 51e5572930 (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - イロハさん» 詳細につきましてはメッセージにてやり取りをさせて頂きたいのですがこちらからお送りすることができないようですので、お手数お掛けして申し訳ございませんが、お手隙の際にメッセージ頂いてもよろしいでしょうか？ (5月6日 13時) (レス) id: 6ba24db0c9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：moco | 作成日時：2022年10月5日 3時
