□感動の再会的な ページ42
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『謙ちゃん！』
謙杜「ん？ お、A！ なんか久しぶりやな！」
数メートル前で信号を待っていた謙ちゃんに駆け寄る。
私の声に振り向いた謙ちゃんは、同じく数歩近づいてくれた。
『１、２週間会えてなかったね』
謙杜「こんな空くのも珍しいやんな」
「うん」と頷くと、信号が青になって、謙ちゃんが先に進む。
謙杜「映画どう？」
『……どっち？』
謙杜「うわ、その返答ヤバ」
『楽ッしいよ！』
アクションシーンの連続で、体が悲鳴を上げるまで、あと数日ってところだけど。
それよりも、久しぶりにメンバーと会えて、自然と足取りが軽くなる。
大吾「何そんなピョンピョン跳ねてんの」
『やあ〜大吾くん〜』
大吾「 “大吾くん〜” って、テンション高いなぁ」
「んふふ」と笑うと、大吾くんは顔を顰める。
分かりますよ。「気持ち悪ッ」ってことでしょうね。
『りゅーせーくーん』
流星「はーい」
ハイタッチを求めて両手を上げると、流星くんもニコニコしながら来てくれた。
恭平「イェーイ」
『高橋は来んな！』
って冗談で言うと、高橋はズッコける。
恭平「なんでー」
同じく両手を上げる高橋とも、ハイタッチ。
和也「おーA！ 久しぶり！」
『久しぶり〜 …って大橋くんは昨日会ったでしょーよ』
丈一郎「ご飯行ったん？」
和也「雑誌の撮影やで。なんか最近人気やねんな、かずあさ！」
丈一郎「ほーん」
『おっ、丈くん嫉妬かな？』
再会早々丈橋やってくれるなんて、まったくも〜
ニヤニヤしてたら、「ちゃうわ」と殴られた。
わぁ、なんて優しい殴り方。
『心配しないで。２人の steady. はちゃんと買ったから』
丈一郎「どーも」
なんて、ギャーギャーと騒いでいると、ドアが開いてみっちーが顔を出す。
『あ…久しぶり』
駿佑「久しぶり」
大吾「ちょっと会わない間にリセットされてへん？」
謙杜「こないだ雪解けしたやん…！」
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作者名：悠希 | 作成日時：2024年2月2日 19時
