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その後も、流星くんと高橋の割り箸に挑戦したが、少しマシになるだけでやっぱり下手で。
そんな様子を見ていたみっちーが口を開いた。
駿佑「箸横にして、水平に引っ張ってみたら？」
はい、と割り箸を渡され、本日６本目の箸割り。
みんな弁当をもぐもぐ食べながら私を見る。
丈一郎「お」
『わぉ、できた』
大吾「まぐれちゃう？」
『うるさいな』
みっちーに綺麗にできた方を渡して、ようやく津多屋にありつく。
大橋くんに至っては、もう２個目に手を出していた。
『いいんだよ。割り箸割る仕事なんて来ないでしょ』
駿佑「ここまで下手だとね…」
『そもそもそんな仕事ないでしょーが』
呆れるみっちー。
ところで視界の端で謙ちゃんと丈くんがヒソヒソ話してるのが気になる。
丈一郎「いや… 仲良くなったな」
謙杜「道朝不仲解消やん！ 雪解けやん！」
駿佑「もともと悪くないわ！」
『そーだそーだ！』
和也「ホンマか〜？」
大橋くんの重ねた質問に、自信がなくなって無言になるみっちーと私。
『仲良いし…』
流星「かわいい〜！」
『え゙っ』
いつもと逆。
流星くんに髪をワシャワシャと撫でられて、戸惑う。
私が流星くんを甘やかすのは普通なんだけど。
大吾「まだ撮影あんねんて」
恭平「グシャッグシャやん」
更にきょへだいに囲まれて髪を整えられて……
って、
『調子に乗るなぁ！！』
流星くんのは戸惑っただけで許したわけじゃないから！
距離感を保って！！
と怒ると、いつも通り笑いになってしまう。
丈一郎「それより、もうすぐ再開するんちゃう？」
謙杜「A、はよ行くで」
『私の津多屋は！！』
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作者名：悠希 | 作成日時：2024年2月2日 19時
