なにわ “生まれ” の “女子” やねん！【Ⅳ】 (ページ20)

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□高校生以来のページ20

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⚪ Asahina_728off__icial

【自撮り】

Asahina_728off__icial

髪染めました。あざす。
(役じゃないです。)

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大吾「えっ、あんたホンマに金髪になってるやん！！」

汗を拭って、豪快にドアを開けた大吾くんを見る。

投稿を見たんだろう。

ダンスレッスン中に、勝手に来た。

『大吾くん、ちょうど良いから動画撮ってて』

ダンスレッスン中は集中したいから、なるべく先生と２人になるようにしている。

だから、スマホを地面に置いて撮ろうとしていたところに現れた彼、天最高。

大吾「特等席や♡」

『静かに撮ってね』

作間にでも頼んで、後から音を乗せても良いけど、めんどくさいから。

そう告げると大人しく静かになる大吾くん。

先生によって操作された無機質なカウントに合わせて、足を踏み込んだ。

ヘタっと床に座り込むと、先生から「良かったよ」とグータッチ。

濡れて使い物にならなくなったタオルを掴んだとき、大吾くんが新しいタオルと水を渡してくれた。

大吾「金髪ええな。キラキラしてたで」

『…金髪だけ？』

大吾「Aもキラキラしてた」

『んふ、ありがとぉー』

水を飲みながら、大吾くんの撮ってくれた動画を確認する。

ジッと向けられる視線に気がついて、「ん？」と大吾くんを見ると、顔を平らにして笑う。

大吾「高校生ぶりやな」

『あれは１日だけだったしね』

大吾「あぁ、怒られて一瞬で戻してたわ。ブリーチ何回？」

『２回』

大吾「へぇー。その割には傷んでへんし、綺麗に抜けてるやん。ほぼ顔と同じ色やで」

…色白だって褒めてくれてるんだと思う。

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