なにわ “生まれ” の “女子” やねん！【Ⅳ】 (ページ2)

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□鬼は〜？ページ2

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(※ 節分なので！)

５年くらい前の話。

関西Jr.でのダンスレッスン中、私はある箇所でみんなを止めてしまっていた。

移動が端から端なのだ。

いや、この人数の端から端はかなりキツイからね？

末澤「間に合ってへんやん！」

振付師「…後で末澤が見てやりぃや」

末澤「俺っすか！？」

『ごめんなさぁい！』

自分を指して、目をガン開く末澤くん。

そんな、驚いてるけど、言われなくても付き合ってくれただろう。

レッスンが終わり、それぞれ仕事に行ったり家に帰ったりする中、私は居残り。

末澤「まだ遅い！」

『シャトルランかよ！ごめんなさい！！』

他の人を避けるための大きめな動線を、全力疾走で10往復くらいして、流石に息が切れた。

だんだん人も減ってきて、残っているのはニヤニヤ見てる丈くんとリチャくん。

丈一郎「まあまあ、末澤。もう少し優しく…」

末澤「おい、今のは人なぎ倒して行ったやろ！」

丈一郎「聞けって！」

肩を揺らしながら２人を見ると、やいのやいの言い合っている。

かと思ったら、「私ノタメニ、喧嘩シナイデっ！」とカタコトで間に割って入ったリチャくんに、口を揃えてツッコんだ。

…やっぱり仲良いな。

草間「A、もう一回やってみよ。な？」

『その前に、きゅ、休憩をください…』

末澤「嫌や。俺やって早く帰りたいもん」

『鬼！！』

鬼は末澤くん。

けど、ようやく成功した時にはピザまんを奢ってくれた。

末澤「なんでお前らにも奢らなあかんねん！」

丈一郎「ゴチでーす。ありがとうございまーす」

草間「熱っ、うまっ」

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