なにわ “生まれ” の “女子” やねん！【Ⅳ】 (ページ1)

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□ヒャッハーッ！ページ1

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謙杜side

『ヒャッハー！！』

インタビュー中、撮影してるはずのAの奇声が響き渡る。

駿佑「朝ちゃんやめてぇ」

『みっちー、本家聞きたい』

駿佑「ヒャッハーッ！！」

『ヒャッハーッ！！』

２人何してんねん。

いや、何してるんかは分かるんやけど、何してんねん。

両手と足を広げて腰を屈めて、大口開けてるAが目に入る。

…一応俺らの紅一点やぞ。そんなん雑誌に載せられてええんか？

大吾「だいぶ気が散りましたけど、再開しましょ」

『 “俺がお前をこの腐った世界から救ってやる！” 』

謙杜「うるさい！！」

丈一郎「もうええわ！！」

『うははっ！ごめんなさぁい！』

ケータリングを物色していた大橋くんも「今日ハイテンションやな〜」と引き笑い。

駿佑「もーホンマ恥ずかしい…」

『みっちー今日読み合わせ付き合うよ』

駿佑「ありがとう〜」

すれ違った時のみっちーは、どこか疲れ切っていた。

ていうか２人、珍しくソワソワしてないやん。

最近はお互いドラマの読み合わせ一緒にやったりしてるからかな？

仲良くなれたんかな？

藤「ちょっと。さっきの確認してたら、２人まったく視線が合わないんだけど」

駿佑「あー…」

藤「手抜かない！」

駿佑「すみません！」

『抜いてないつもりです！！』

…不仲は健在やったわ。

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