【あんスタ】貴方の愛を求めます３【朔間零】 (ページ6)

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『っくしゅん！』

「ちょっと、大事なライブの前に風邪なんかうつさないでよね！」

「ご自愛くださいA様、貴方様はこのドリフェスの総責任者という話ですし」

「おやぁ～？風邪を引いたのですか？

どうぞ！ライブが始まるまで私のこの長い髪をマフラーにでもしてください！」

『遠慮します。どうせ、誰かが噂でもしてるだけでしょうし。

それよりも、英智くんと北斗くんは？』

ステージ脇には、日々樹、姫宮、伏見の姿しかなく、リーダーの英智と、移籍してきた北斗の姿はそこには見当らない。

「会長様は体力温存のため、決勝戦までは出演しないと仰られていましたよ」

「緒戦から会長が出陣するまでもなく、僕たちだけでも楽勝だもんね～♪」

『ふぅん、そう。でもさすがに、”彼ら”が相手じゃ３人だけっていうのはまずいんじゃない？』

そう言って不適な笑みを浮かべると、その場に現れた『ユニット』に３人は怪訝な顔を浮かべる。

「はーはっはっは！悪党『fine』！今日でお前達の悪名もここまでだ！

我ら『流星隊』が、お前達を成敗してやる！」