【あんスタ】貴方の愛を求めます３【朔間零】 (ページ48)

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先ほどまで床で寝ていた凛月は、Aを見つけると嬉しそうな表情を浮かべ「お姉ちゃん」と呼ぶ。

「お、お姉ちゃんって……くまくんの姉ってこと？」

『違う違うっ、うちの弟とりっちゃんが幼なじみで、昔からの知り合いだから』

「あら、そうだったのねェ」

Aの話を聞いて納得する他のメンバー。

その間に、凛月はいつの間にかしゃがみ込んで話しかけているAの膝に頭を乗せて幸せな顔をして二度寝しようとしていた。

「お姉ちゃんの膝枕はやっぱり一級品だね～

どの枕よりも安眠効果がある……」

『こらこら、寝ようとしないで。

今日はりっちゃんにお願いしたいことがあって来たんだから』

「お願い？珍しいね、お姉ちゃんが俺に頼み事なんて。

いいよ～。話はまだ聞いて無いけど、俺がお姉ちゃんの頼みを断るわけないし……♪」

凛月はそう言うと、聞き分けよく身体を起こして話を聞く体勢に入る。

「で？俺は何をすればいいの？｣

『あのね……』