163 - リクエスト ページ3
【みんとさんリクエスト】 プレゼント騒動3
*
家を出た所で行くとこなんか、たかが知れてる。
それでもあそこにいたくなかった。
…喜んで貰えると思ったのに。
何もあんな言い方しなくてもいいじゃないか。
A
「……クソバカ。」
悟が見かけたのは、建人さんのプレゼントを買っているところだろう。
建人さんにも普段お世話になってるから、そのお礼にとプレゼントを買った。
悟のキーケースは、その前の日に私が用意したもの。
悟が好きなブランド店へ行き、オーダーメイドで頼んでおいたもの。
黒地に蒼いラインで彩られた様は悟にピッタリだとそう思ったんだ。
少々値段は張ったが、かなりいい出来に仕上がったので結構満足していた。
…気に入ってくれると思った。
それを勘違いして要らないって?ふざけんな。
真希
「荒れてんなぁA。」
駆け込んだ先は真希さんの部屋。
A
「だってクソムカつくんだもん。」
あれやこれやと真希さんに事情を説明し、部屋へ入れてもらった所だった。
真希
「素直に話してくればいいじゃんか。」
A
「素直に話が出来る状態じゃなかったし。」
「それに、あんなやつはもう知らん。」
真希
「まあ、完璧五条の勘違いだからなぁ。」
「自業自得ちゃーそうだな。」
A
「真希さん今日泊まらせてー。」
真希
「えぇー。」
「お前自分の家帰れよ…。」
A
「やだぁー。」
ふいに携帯が振動し、着信画面が表情される。
《五条悟》
真希
「噂をすれば、だな。」
「迎え来て貰えよ。」
A
「……やだ。」
真希
「五条が電話掛けてきたって事は理解したんだろ。」
「あいつも落ち着いて考えたらわかったんだろ。」
通話拒否をタップする。
真希
「A。」
A
「…大丈夫、ちゃんと帰るよ。」
「でも、自分で帰るから大丈夫。」
「ごめんね、真希さん。」
「急に押し掛けちゃって。」
真希
「気にすんな。」
「帰り道気をつけてな。」
A
「うん。」
*
誰が出てやるもんか。
551人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mito(プロフ) - みるたそさん» 確かに本誌辛いですよね…。 (2021年3月9日 17時) (レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)
みるたそ - mitoさん» お風呂ネタ意外と好きなんですよ〜苦笑自分は変態かっ!本誌が辛いのでmitoさんの小説で癒されています!^ ^ (2021年3月9日 17時) (レス) id: 2548faf38b (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - みるたそさん» お風呂いいですね!思いつきませんでした!書いてみます! (2021年3月5日 7時) (レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)
みるたそ - リクで、一緒にお風呂に入ると駄々をこねまくる五条さんと夢主が一緒にお風呂に入り、湯船に浸かっている時に首を甘噛みして甘えて来た五条さんに仕返ししてじゃれあったり、体を洗いっこするまで出ないという五条さんを渋々許したりする甘々が見たいです^ ^ (2021年3月4日 22時) (レス) id: 2548faf38b (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - みるたそさん» 全然大丈夫です!!むしろそう言って貰えて嬉しいです!! (2021年3月3日 21時) (レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:mito | 作成日時:2021年2月25日 16時