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171 - 番外編 ページ11

【タイムスリップ2】 過去





五条
「A!A!」


暗闇から一転、眩しさに眼が眩む。


五条
「A!大丈夫か!?」


A
「だいっじょうぶ…。」
「…って、あれ?ここ高専?」


そこには見慣れた景色が広がっていた。
どうやら芝生の上に倒れていたらしい。
さっきまで持っていた呪具も消えている。

おかしい。

さっきまで薄暗く、埃っぽい所にいたはずだ。
なのになんで高専に?
それに桜がまだ残っている。
季節が違う。

疑問だけがどんどん募っていく。


五条
「…タイムスリップ…、案外本物かもね。」


そう考えれば確かに辻褄は合う。
だが、そんな呪具が存在するのだろうか。
信じられない。


五条
「取り敢えず誰かいないか探そう。」
「そんでタイムスリップの可能性を調べてみよう。」


A
「うん。」


五条
「僕から離れないでね。」


そう言って歩き出した悟に置いていかれないように、慌てて着いて行った。





夜蛾
「こんっのバカもんが!」


校舎の中を歩いていたら、随分と聞き覚えのある声が聞こえた。


A
「…学長?」


学長らしき声が聞こえた教室まで小走りで近付く。
学長がそんなに声を荒らげるなんて珍しい。
何かあったんだろうか。

そっと扉から中の様子を伺った時、


夜蛾
「帳をかけ忘れるの何回目だ、悟!」


学長の拳骨が白髪の男の子へ落とされた。


五条
「…マジか。」


私の後ろに立つ悟から、ありえないと言わんばりに言葉が零れた。


高専時代 五条
「3回目だっけ?傑。」


高専時代 夏油
「4回目だよ、悟。」


そこには今よりも若干幼く見える、もう1人の悟がいた。





サングラスの悟。

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mito(プロフ) - みるたそさん» 確かに本誌辛いですよね…。 (2021年3月9日 17時) (レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)
みるたそ - mitoさん» お風呂ネタ意外と好きなんですよ〜苦笑自分は変態かっ!本誌が辛いのでmitoさんの小説で癒されています!^ ^ (2021年3月9日 17時) (レス) id: 2548faf38b (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - みるたそさん» お風呂いいですね!思いつきませんでした!書いてみます! (2021年3月5日 7時) (レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)
みるたそ - リクで、一緒にお風呂に入ると駄々をこねまくる五条さんと夢主が一緒にお風呂に入り、湯船に浸かっている時に首を甘噛みして甘えて来た五条さんに仕返ししてじゃれあったり、体を洗いっこするまで出ないという五条さんを渋々許したりする甘々が見たいです^ ^ (2021年3月4日 22時) (レス) id: 2548faf38b (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - みるたそさん» 全然大丈夫です!!むしろそう言って貰えて嬉しいです!! (2021年3月3日 21時) (レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mito | 作成日時:2021年2月25日 16時

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