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162 - リクエスト ページ2

【みんとさんリクエスト】 五条side プレゼント騒動2





任務の帰り道、Aと一緒に食べる用のデザートを買って帰ろうと思い、街を彷徨いていた。


A
「これいいね!流石恵!」


Aに会いたくてとうとう幻聴が聞こえてきたのかと思った。
…いや、あれは間違いなくA本人だ。
隣に恵もいる。
何だか楽しそうに2人でブランド店のショーウィンドウを見ている。
あの笑顔は僕のものなのに。なんて、任務で疲れ切っているのか汚い感情がふつふつと湧き上がる。


五条
「……さっさと帰るか。」


2人に声をかけて間に割り込みたい感情を無理矢理抑え込み、その場を後にした。





僕より2時間ほど遅れて帰ってきた彼女は、何だか上機嫌だ。
よっぽど恵とのデート?が楽しかったらしい。


五条
「…おかえり。」


A
「あれ、早かったね。」
「任務お疲れさま。」


そう言って彼女は僕の前にひとつの箱を差し出した。


五条
「…これは?」


A
「悟に。」


開けてみて。と、促されリボンを解き、箱を開ける。
中には高級そうなキーケースが入っていた。


A
「どうかな?」


あぁ、繋がった。
Aはこれを選ぶ為に恵と一緒に店を見ていたんだ。
ニコニコと楽しそうに僕の反応を伺うAに少し、怒りが湧いた。


五条
「要らない。」


そう言って彼女に箱を突っ返した。


A
「…え。」


五条
「要らねぇよ。」


A
「えっと…あの、もしかして、気に入らなかった?」


一瞬にして悲しそうな表情をするAに少し罪悪感が募る。


五条
「これ、恵と選んでたやつでしょ?」
「帰ってる時見かけたんだ。」


A
「あれは違う…!」


五条
「違くねぇだろ。」


A
「だから違うんだって!」


五条
「他の男と選んだもんなんて要らねぇよ。」
「誰が喜ぶんだよそんなん。」


ガタンと大きな音を立てて立ち上がり、Aはその箱を僕に思いっ切り投げつけた。


A
「〜〜!!死ねバカ!!」


そう言って大きな眼に涙を溜めて僕を睨み、家から勢い良く出て行ってしまった。





喧嘩。

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mito(プロフ) - みるたそさん» 確かに本誌辛いですよね…。 (2021年3月9日 17時) (レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)
みるたそ - mitoさん» お風呂ネタ意外と好きなんですよ〜苦笑自分は変態かっ!本誌が辛いのでmitoさんの小説で癒されています!^ ^ (2021年3月9日 17時) (レス) id: 2548faf38b (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - みるたそさん» お風呂いいですね!思いつきませんでした!書いてみます! (2021年3月5日 7時) (レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)
みるたそ - リクで、一緒にお風呂に入ると駄々をこねまくる五条さんと夢主が一緒にお風呂に入り、湯船に浸かっている時に首を甘噛みして甘えて来た五条さんに仕返ししてじゃれあったり、体を洗いっこするまで出ないという五条さんを渋々許したりする甘々が見たいです^ ^ (2021年3月4日 22時) (レス) id: 2548faf38b (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - みるたそさん» 全然大丈夫です!!むしろそう言って貰えて嬉しいです!! (2021年3月3日 21時) (レス) id: 015c2c805f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mito | 作成日時:2021年2月25日 16時

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