90 - 本編 ページ30
【気持ち】 おかえり
*
彼の鮮やかな蒼い眼に真っ直ぐ見つめられる。
A
「私は…。」
五条
「…ちょっと待って。」
A
「?」
悟が扉の方を向くと、その扉が勢い良く開いた。
虎杖
「Aー!今日も来たぞー…ってあれ!?」
部屋に入って来た悠仁とバッチリ眼があった。
虎杖
「あーー!!!!」
「伏黒!!釘崎!!A!!起きてる!!」
悠仁がそう大声で叫ぶと、ドタドタと足音が聞こえ、恵と野薔薇が現れた。
釘崎
「A!!!!!」
A
「ぐぇっ!」
ガバッと勢い良く野薔薇が抱き着いて来た。
待って、首締まってる…野薔薇待って…。
五条
「コラコラ、Aは怪我人なんだから。」
そう言って野薔薇の首根っこを掴んで、ポイッと私から引き剥がした。
伏黒
「A、もう大丈夫なのか?」
A
「うん、大丈夫だよ。」
伏黒
「良かった。」
A
「てか、ピザの箱あんだけど誰が食ったの?」
伏黒&釘崎
「「虎杖。」」
A
「お前かい。」
*
A
「皆に心配かけたみたいでごめんね。」
釘崎
「ホントよ!死んだらどうすんのよ馬鹿A!」
この野郎〜!っと、野薔薇は私の頭をくしゃくしゃと撫で回した。
笑い合う私達を見て、恵と悠仁は柔らかく笑った。
*
野薔薇が先輩達呼んでくると言って、部屋を飛び出した10分後。
真希
「おーい、入るぞー。」
A
「あ、真希さん!」
2年生の皆が入ってきた。
パンダ
「お、元気そうだな〜。」
狗巻
「しゃけ。」
真希
「A、体はもう大丈夫なのか?」
A
「うん、体はもう大丈夫。」
「そうだ、真希さんが選んでくれた呪具!」
「あれがなかったらやばかった。」
「真希さんありがとう、命の恩人だよ。」
真希
「そんな事ねぇよ。」
「正真正銘Aの実力だ。」
良く頑張ったな。と、言って真希さんは頭を撫でてくれた。
狗巻
「明太子。」
A
「心配してくれてありがと、棘さん。」
*
ご心配おかけしました。
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作者名:mito | 作成日時:2021年1月17日 0時