ネージュに染まれ (ページ44)

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保護してケアしてページ44

『おはよぉ』

深「おはよA荷物車運ぶけどどっちに乗る？」

『んあ、ラウのいる方』

深「まだ乗ってないからだったらラウールきてからね」

『テキパキおばけだね』

深「なんだよおばけって」

いつも通りに起きて準備を終えてみれば出かける朝なのにまあみんなそれぞれバラバラ

『何時に出発だったっけ？』

宮「9時だね」

『9：15を時計が指してるのは気のせい？』

宮「ん？大正解だよ」

2人で呆れながらみんなの準備が終わるのを待ちラウちゃんに手をとられ車に乗り込んだ

『ひーくんが運転って安心感あるくない？』

ラ「ある！なんか謎に」

『ね、それ』

渡「Aさラウールと話してると同世代みたいな言葉使うじゃんなに？」

『なに？歳とってるて言いたいのかこの野郎』

岩「あーはいはいはいとりあえずさふっか飲み物頂戴」

深「はいよーってかさここのサービスエリア海鮮系がすごい美味しいらしいんだけど」

岩「え、なら寄ろうよ」

深「そうね、A向こうに連絡してくれない？」

『あースマホ置いてきた』

私の窓を見つめながら呟いた一言にみんなが思った以上に大きな声で反応して思わずみんなの顔を見た

『なに？』

ラ「呆れた俺言ったよね？」

『んー言ってたねえ』

渡「お前さまじ馬鹿じゃんどうすんの？」

『要らないの、忘れたんじゃなくて置いてきたの』

笑う私にひーくんは笑いながら少し大きな声を出した

岩「んーじゃあまあAは単独行動禁止だな」

ってみんな過保護なんだよな

過保護かよってほんと