沢山の愛を、沢山の幸せを。 (ページ30)

今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:44,523 hit

30 ページ30

.

JS「あ、そう言えば。」

JS「手強そうなライバル、一人牽制しといたから。」

そう言ってもっと深い笑みを浮かべるヒョン

こんな時は特に機嫌が悪い時だ、多分相当嫌な相手だったんだろう

心当たりは、ある。

さっきスングァンがしこたま騒いでいたから内容は少し把握している

ハニヒョンが不機嫌な理由もそれがほぼ大部分だろう

WN「ジョングク、ですか。」

JS「うん、うちのお姫様は本当に無防備だから。」

JS「でも、自由で自然体なAがやっぱり一番だし、はぁ、僕達も甘いね、本当に。」

少し離れたところで必死にハニヒョンの機嫌取りをしているAを、優しく見つめるヒョン

きっと、ヒョンも

Aを一人の女性として大切に思っていて、

それは自分も同じで、

他のメンバーの中にも少なからず同じ思いを抱えているヤツがいることも、理解している

でも、

Aはきっとそれを望まない

だから、誰も何も口にはしないだろう

Aを大切に思うからこそ

今はただ、Aが目指す先を

メンバー全員で一緒に歩いていく

誰も早すぎることなく、遅れることなく。

.