偶然は必然で、運命。(BTS) (ページ7)

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エレベーターに乗ったと思ったのは私だけで、気付けば扉は閉まり私は通路に逆戻り

それも見知らぬ人に腕を引かれて歩いていく

WHYWHYWHY、とWHYが頭の中で延々リピートしてる中やっと我に返る(遅過ぎ)

が、わたしが口を開くより先に前の人物が止まり振り返る

JM「그대는 내가 싫어？」
(貴女は僕が嫌いですか？)

サングラスにマスク、白シャツに黒のダメージスキニー姿の不審者がそう言い放つ

JM「호소도 무시하고 그렇게 내가 싫어？」
(呼び掛けても無視するし、そんなに僕が嫌いですか？)

「え？第一声それ？」

咄嗟に心の声が出てしまったが相手は多分首を傾げている(ちょっと仕草は可愛いけど確実ヤバいやつだなこいつ)

韓国人だから日本語分からないか、

ちょっと助かった。笑

もちろん私は韓国語が分からない訳ではない(散々連れ回されてるからね)

ただ、この不審者は明らかに頭がおかしい

相手にしてたらキリなさそうだし逃げるか

そう思い立った時、

不審者がマスクとサングラスを外す

「え、？」

ヤバそうな不審者はあっという間に綺麗な男性に早変わり

お餅みたいなほっぺたには不釣り合いな鋭い目つきとふっくらセクシーな唇(だから失礼)

なーんか見たことある気はするけど、、、

満腹で思考が停止している(甘味は別腹)

JM「さっきのは、日本語？

あー、貴女は、日本の、方ですか？」

片言の日本語でびっくりしているお餅さん(失礼だからやめろ)

「あ、はい。そうですが、何か？」

早く退散したいと思う私の脳裏に何故か先ほどのライブの景色が浮かぶ

記憶力は、多分、悪くはない(断言出来ない)

あー、、、この人、、居たな、、多分。

それもステージの方(白目)

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