story 28 ページ28
作業を始めて1時間。
深夜12時。
スマホに着信。
出るか悩んだ。
一旦、切れて
また掛かってきて
仕方なくスマホを
耳に当てた。
「はい」
？『寝てた？』
まさかのジョンウに
何を言われるのかと
足元がソワソワして
煙草に火をつけた。
「作業中」
JW『邪魔？』
「いや、いいよ。なに？」
JW『Aをどこに隠した？ん？』
「言わねーよ」
JW『隠したのは確定だな』
「あー、隠したね」
JW『どこ？ホテル？』
「だから、言わねーって」
JW『会わせろよ』
「嫌だね」
黙ってしまったジョンウ。
次の言葉を待っていた。
“コンコン”
やばっ!!
スマホを机に無造作に置くと
個室から出て
ドアをノックしたAを
思わず抱き締めた。
A「･･･オッパ？」
「部屋に行ってろ。すぐ行く」
A「･･････はい」
個室に戻り
スマホの画面を確認すると
電話は既に切れていた。
気付かれたか･･･？
掛け直すべき･･･だよな。
「おう。ごめん」
JW『なに？女？』
「スンリだよ。作業中だから」
JW『まさか、A？』
「スンリだって」
JW『ふーん』
「もういい？切るぞ」
胸騒ぎがして
嫌な汗が背中を流れた気がした。
個室を出て
Aの部屋に行こうとしたけど
俺のベッドに丸くなってる
Aを見つけて
さっき抱き締めたせいか
無性に愛しく感じた。
「A」
声を掛けながら
一緒に横になると
目の前で俺を見上げたA。
数秒の沈黙。
真っ直ぐ俺を見てる瞳。
「キス、していい？」
A「え？」
「いい？」
A「だ、だ、ダメです」
「チェッ」
A「好きでもない人と
そんなことしちゃダメです」
ベッドから急いで起き上がって
部屋に戻ろうとしたAを
捕まえた。
座ってる俺の
足の間にA。
腰の辺りに腕を回して
Aの胸に縋り付くように
抱きついた。
A「お、オッパ？」
「好きだよ」
A「･･････え」
「Aが好き」
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さるるん(プロフ) - 舞桜さん» お久しぶりですね。いつもありがとうございますm(_ _)m星10ありがとうございます!!更新頑張りますね。 (2019年8月21日 8時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - さるるんさんお久しぶりです！さるるんさんから産み出されるBIGBANGに興奮しております。即星10 (2019年8月21日 8時) (レス) id: c1ba84da81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2019年8月20日 14時
