story 19 ページ19
ほぼ1時間置きに
メッセージを送った。
“変わりない？”
“なにしてんの？”
“痛くない？”
“1人で大丈夫？”
スンリに言われなくても
PTSDってやつ？
なんかの拍子に
恐怖心が戻ったら
パニックになるんじゃないかと
不安で、不安で･･･。
“まだ寝ないの？”
最後に送ったメッセージに
返事がない。
我慢ならなくて
一緒に作業していた人に
今日は帰ると伝えて
家に車を走らせた。
静かに部屋に入ると
リビングの電気は消えていた。
「寝たのか」
大きく息を吐くと
冷蔵庫から水を取り出して
リビングのソファに座った。
静けさの中に
薄ら聞こえてきた
Aの鼻を啜る音。
“コンコン”
「入るぞ」
ゲストルームの扉には
鍵がついてるのに
閉まっていなかった。
俺、信用されてんのかな。
逆にやり辛いな･･･(￣▽￣;)
「A？」
ベッドの上には
布団の塊。
「A？」
A「･････････」
「おい」
布団の塊に手を伸ばすと
俺の手が布団に触れる前に
布団の中から
Aが顔を覗かせた。
「大丈夫か？」
A「･･･ｸﾞｽｯ･･･大丈夫･･･です」
「どこが」
A「だ、大丈夫･･･です」
「A、おいで」
ベッドに座ると
腕を取って起き上がらせて
そのまま抱き締めた。
ちっちゃいな。
頭をなでなで。
セクシーさの欠けらも無いのに
唆られるのはなんでなんだ？
押し倒しそう･･･。
A「オッパ」
「んー？」
A「一緒に･･･寝てくれませんか？」
「はぁ？」
その“寝る”ってのは
あの“寝る”ってやつ？
A「あっ!!
いやっ!!その･･･(///ω///)」
「寝れないの？」
A「･･････はい」
そゆことね。
勘違いしちゃったぜ(￣▽￣;)
「俺の部屋来る？」
A「･･････いい･･･ですか？」
「どーぞ」
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さるるん(プロフ) - 舞桜さん» お久しぶりですね。いつもありがとうございますm(_ _)m星10ありがとうございます!!更新頑張りますね。 (2019年8月21日 8時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - さるるんさんお久しぶりです！さるるんさんから産み出されるBIGBANGに興奮しております。即星10 (2019年8月21日 8時) (レス) id: c1ba84da81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2019年8月20日 14時
