story 13 ページ13
Aに会って数日後。
ジョンウから呑みのお誘い。
行きたくなかったけど
状況を探りたくもあり
指定のお店に出向いた。
JW「よぉ」
「お疲れ」
JW「適当に注文したぞ」
「んー」
目の前に置かれたグラス。
自分で焼酎を注ぎながら
チビチビと口に運んだ。
ジョンウも
黙ってひたすら呑んでる。
「最近、どーよ」
何か言わなきゃという
衝動に駆られ
意味の無い質問を投げかけた。
JW「どうだろーな」
「仕事も女も順調なんじゃねーの？」
JW「そうでもねーな」
「仕事？女？」
JW「女」
心の中で
やっぱりなと呟くと
ジョンウの次の言葉を待つ。
JW「Aさぁ」
「うん」
ジョンウから聞こえた
Aという名前は
俺の知ってるAじゃないような
変な感覚だった。
JW「お前のペンなんだよ」
「知ってる。この前言ってたじゃん」
JW「俺さそれを利用したんだよね」
「は？」
JW「あの日のインタビューに
連れてってやるから、付き合えって」
「･･････マジか」
心からでた
“マジか”だった。
元々強引な奴だけど
ちょっと強引すぎだな。
「返せよ」
JW「は？」
「俺のペン利用しやがって」
JW「でもさ･･･
全然意識してくれなくてさ･･･」
「俺を使うなよ」
JW「ごめん」
「そんなに好き？」
JW「だってさ、可愛いだろ？」
「まぁ」
スンリの言った
“略奪”と言う言葉が
頭の中にぽっかり浮かんだ。
旧友か･･･好きな女か･･･。
JW「この前さ」
「ん？」
JW「キスしようとして逃げられた」
「あーぁ」
JW「それ以来、出勤してなくてさ」
「休んでんの？」
JW「うん」
「連絡は？」
JW「上司に辞めたいって連絡あったらしい」
「･････････」
まぁ･･･怯えてたもんな。
あんな純粋な子に
キスなんて
暴走し過ぎだよジョンウ。
俺だったら
もっと大事にするのに･･･。
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さるるん(プロフ) - 舞桜さん» お久しぶりですね。いつもありがとうございますm(_ _)m星10ありがとうございます!!更新頑張りますね。 (2019年8月21日 8時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - さるるんさんお久しぶりです！さるるんさんから産み出されるBIGBANGに興奮しております。即星10 (2019年8月21日 8時) (レス) id: c1ba84da81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2019年8月20日 14時
