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スンリが帰って
スタジオに戻ると
ソファの背もたれに
身体を預けて眠っている
Aが目に入った。
起こそうかとも思ったけど
寝かせてあげようと思い
着ていたジャケットを掛けると
作業のためヘッドホンを付けて
パソコンに向かった。
気持ち良さそうに
眠っているAを
たまに確認しながら
作業する幸せ感が
たまらなく心地いい時間だった。
明け方、4時。
まだ外は暗い。
でも、そろそろ
起こさなきゃな。
「A」
A「･････････」
「おーい」
A「･･･嫌ですっ!!」
飛び起きたAに
俺も驚いた。
「大丈夫？」
A「･･･じ･･･G-DRAGONさん」
「戻ってら」
A「･･･あ」
「仕事だろ？帰らなきゃ」
A「今･･･何時･･･ですか？」
「4時過ぎ」
随分寝てたんだと
気付いたAは
恥ずかしそうに俯いた。
可愛いよな。
ジョンウが惚れた理由がわかるよ。
何としてでも
手に入れたかったんだろうな。
どんな手を使ったんだ
あの野郎め。
「送ってく」
A「大丈夫です。タクシーで･･･」
「送ってく」
少し強引だったかな。
「こんな時間じゃタクシー捕まんないよ」
A「･････････」
「俺も帰るし」
A「じゃあ･･･お願いします」
「はい」
Aを伴って
スタジオから出ると
駐車場にある俺の車に乗り込む。
「どこ？」
A「あ、えっと･･･」
「とりあえずどっち？」
A「右です」
「おっけー」
Aの家は
事務所から車で5分程の所にあった。
事務所から公園までは
歩いて10分弱。
車だったら2分か3分だろうな。
ってことはだ
いつも何分かけて
あの公演に行ってんだ？
「公園、遠くね？」
A「近いですよ」
「そうか？」
A「住宅街の中を通れば
10分くらいです」
「あーね。抜け道か･･･」
A「ありがとうございました」
「A」
A「はい」
「･･････いや、なんでもない」
何を言おうとしたんだ･･･俺は。
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さるるん(プロフ) - 舞桜さん» お久しぶりですね。いつもありがとうございますm(_ _)m星10ありがとうございます!!更新頑張りますね。 (2019年8月21日 8時) (
レス) id: 06617cdfda (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - さるるんさんお久しぶりです！さるるんさんから産み出されるBIGBANGに興奮しております。即星10 (2019年8月21日 8時) (レス) id: c1ba84da81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2019年8月20日 14時
