story 114 -YS- ページ20
オフの日の昼前
広いベッドの上。
目覚めてからもう1時間になる。
何もする気はおきなくて
横になったまま
窓から見える空を眺めていた。
ウォニはどうしているかな⋯。
さてと、コーヒーでも飲むか。
やっと、そう思い立って
ベッドから降りた時だった。
着信を知らせたスマホ。
｢なんだ？｣
『ヒョン、リョウクだよ』
ウネがなんかやってるという内容の
リョウクからのSOS。
なにやってんだ、まったく。
｢夜、顔出すわ｣
『うん。待ってるね』
話の内容は薄らとしか残ってないけど
なんとなくソンミンに連絡して
夜は宿舎に居るよう頼んだ。
ソンミンは既に勘づいてる様子で
俺は居るだけでいいなと
少し心は軽くなった。
｢ただいま｣
RW｢ヒョン、おかえり｣
｢んー｣
SM｢おかえりなさい｣
｢おー、悪いな。っで、2人は？｣
SM｢それが⋯いなくて｣
｢はぁ？ヒョクチェはわかるけど
ドンへはどうした？｣
RW｢もしかしたら⋯｣
あぁ、そういうことか。
また邪魔をしに出動したのか⋯。
｢もしもし？｣
『ヒョン。なに？』
｢今、どこ？｣
『Aのとこ』
｢帰って来い、今すぐ｣
『なんで？』
｢いいから｣
『えー。やだ』
｢やだじゃない。1時間以内だ。じゃーな｣
やだってなんだ⋯やだって⋯。
駄々をこねる子供だな。
｢ソンミンはどう思う？｣
SM｢この前、ドンへと話して止めるように
言ったんですけどね｣
｢なんて言ってた？｣
SM｢俺の事構ってくれないって｣
｢まぁ、そんなとこだろうな｣
SM｢お気に入りのオモチャを取られた感じです｣
｢ガキかアイツは⋯｣
RW｢それだけかな⋯｣
｢じゃあ、なんだ？｣
RW｢わかんないけど｣
アホドンへ⋯⋯面倒くせぇな。
1時間を過ぎて
ドンへは帰って来た。
今にも泣きそうな顔をして。
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さるるん(プロフ) - りんさん» 長らくお付き合い頂いてありがとうございました<(_ _*)>毎話、更新する度にコメントを頂いて、あぁ読んでくれてるんだなと実感しつつ嬉しかったです。また次の作品もよろしくお願いしますね☆ (2017年3月22日 23時) (
レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - やーさんさん» コメントありがとうございますっ<(_ _*)>次回作を構想中です。また是非お立ち寄りください。 (2017年3月22日 23時) (レス) id: 94f8af0061 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - さるるんさんありがとうございます。お疲れ様でした。ヒョクチェの優しいところ、良かったです。ジョンウン、ウォニ登場も楽しみました。(*´-`) (2017年3月22日 8時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
やーさん(プロフ) - ヒョクちゃんとヒロインちゃん、ちゃんと通じ合えて良かった！兄さんカップルもハッピーエンドでホッとしました(//∇//)毎回更新が楽しみでした(^-^)可愛いお話し、ありがとうございました♪ (2017年3月22日 8時) (レス) id: da96cf2f67 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヌナ、ジョンウンヒョン、2人が共に過ごしてきた、色々な事が、アドバイスの糧になってる(*´-`)ヒョクチェ、ヒロインちゃん頑張らなきゃね〜(*´-`) (2017年3月21日 7時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さるるん
| 作成日時：2017年2月5日 21時
