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story 32 ページ34

久しぶりのヌナに
緊張していた。




「何から話したらいいか
わかんないや」

WH「元気にしてた?」

「いや」

WH「そっか」




向かい合わせに
座って話すことが
付き合い出してからなくなっていた。




いつも隣に座ってたから。
正面から見るヌナが新鮮だった。




見ているだけで
胸が高鳴る。
初めて会った頃の感情に近い。




「ヌナ」

WH「なぁに?」

「一緒に帰ろう」

WH「・・・・・・」

「ヌナ?」

WH「・・・私はまだ愛されてるの?
まだ愛してていいの?」

「当たり前だよ!!!
愛してるよ、ヌナ

すごく、すごく後悔したんだ。
なんで、こんなにも愛してるのに
他の子に・・・。ごめん。」

WH「ありがとう
こんなに愛してくれて。
愛されて私は幸せだよね」




ヌナが悲しそうに笑っていて、
嫌な予感がした。




ヌナは一緒には帰ってくれない。
そんな気がしてならない。




WH「ジョンウナ
一緒には帰れないよ」

やっぱり・・・。

「航平、航平と約束したんだ。
連れて帰るって。ヌナ、一緒に帰ろうよ」




それからは何も話さなかった。
俺が何を言っても
何も言ってくれなかった。




「もう、寝るね」
そう言うとヌナは行ってしまった。




俺はペンションのオーナーが
用意してくれた部屋で
どう、説得しようかと
どう、謝ろうかと模索していた。




そこに鳴った俺の携帯。





「はい」

?『無事に見つかったか?』

「ヒチョルヒョン」

HC『見つかったのか?』

「はい・・・でも」

HC『帰らないって?』

「はい・・・」

HC『ダメだなーーお前っ!!!』

「・・・・・・」

HC『土下座してこいっ!!!』

「はい」

HC『なんとしても連れて帰れっ!!!』

「はい」

HC『ちゃんと気持ち伝えれば大丈夫だ』

「わかりました」

HC『色々考えずに素直にな』

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設定タグ:SuperJunior , イェソン   
作品ジャンル:恋愛
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まゆまゆ(プロフ) - しっかりしなさいキム・ジョンウン! そしてこんなときこそ仲間を頼りなさい!あなたにはあなたのことを本気で心配してくれるステキな仲間がいるんだから。 (2015年2月15日 8時) (レス) id: ed4a5e3eae (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - たちばなさん» そうですね・・・。ヌナはずっと一人で戦ってきてて、そこに現れて心に入り込んだイェソンの心変わりを感じながらも手放せないんです。弱い人なので・・・。 (2015年2月14日 17時) (レス) id: b5a15f7251 (このIDを非表示/違反報告)
たちばな - だってもう「私」ボロボロだもん。自分に置き換えたらどんなに好きでも嫌だなー。長々コメントすみません! (2015年2月14日 10時) (レス) id: 84b82d7ccb (このIDを非表示/違反報告)
たちばな - 心が動くことは責められない。でもハッキリしない兄さんにイライラしました。揺れてる恋人を側で見てなきゃならない気持ち…兄さんはわかってない。「私」は最後は受け入れるんでしょうか。若くて魅力的な女の子に囲まれる恋人への不安が兄さんとじゃ解消できない… (2015年2月14日 10時) (レス) id: 84b82d7ccb (このIDを非表示/違反報告)
さるるん(プロフ) - たちばなさん» イェペンならではの、キツいツッコミありがとうございます(´ヮ`;)痛い目に合うかはこの先のお話で確認願います。更新頑張ります!!! (2015年2月13日 21時) (レス) id: b5a15f7251 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さるるん | 作成日時:2015年2月4日 23時

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