ひまわりが咲く頃 -YS- 編集終了

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新曲の発売に合わせて
活動が始まった。




雑誌の取材に
歌番組の出演
ラジオ
サイン会
寝る暇がないほどだ。





その日はラジオ出演。
生で歌うのに
連日の活動で睡眠も十分とれていない。




メンバーもだんだん口数が
減ってきた。





出演を待つ控室。




何人かが仮眠をとっているところに･･･
“コンコン”

？｢失礼しま〜す｣


誰かがノックの音と同時に
入ってきた。

RW｢あ、ミニョナ♪｣

リョウクが気がついて声を掛けると
名前に反応してドンヘとシウォンも
自然に歩み寄った。




MY｢お疲れ様です。
差し入れ、持ってきました｣





手には弁当箱らしきものを
2セット。
ミニョンは楽しそうに
控室のテーブルに広げていた。





1つにはフルーツが色々。
1つには海苔巻き。
つまめるようなオカズが少し。





仮眠をとっていたシンドンが
匂いがしたのか起きて
｢うまそぉーーー♪｣と喜んでいた。





俺は･･･お腹は空いてるけど
動きたくねぇな･･･。




MY｢オッパ、どうぞ｣

お皿に盛られたフルーツと
フォークが差し出された。

｢おぅ｣





ここは有り難く受け取っておこうかな。





MY｢あと、これ｣




ミニョンが隣に座り
差し出したのは栄養ドリンク。

俺がいつも飲んでるヤツ。




MY｢マネージャーさんに
教えてもらったんです。
コレで合ってますよね？｣

｢あー。さんきゅ｣




いいえと言って笑ってるミニョンが
可愛く見えた。




少しだけ俺の隣にいたミニョンは
他のスタッフが
控室を片付けているのを見て
｢オンニ!!手伝います!!｣と言って
離れていった。





なんだか少し癒されたな。




ｽﾀｯﾌ｢スタンバイお願いしまーす!!!｣




寝ていたヤツがバタバタ動き出し、
俺も身支度を済ませて
スタジオに向かう。





控室を出る時
なんとなく部屋を見たら
ミニョンが小さくファイティンと
ガッツポーズをしていた。




(*￣-￣)ふ〜ん、可愛いじゃん。





その時俺はミニョンに
惹かれ始めた事に、気がついた。




面倒くせぇな、俺。

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