29.お買い物と私 ページ30
楽しい楽しいショッピングのはずなのにこんなに気が重たいだなんて……
そうなったのもこの人のせいと思って間違いないであろう
視線の先にはウキウキした様子のキバナさんだ……
『買い物に行ってきます』と報告したのが間違いだったんだ。きっとそうだ
そう思ってる間にもキバナはカゴに服をどんどんと放り込んでいる
『キバナさんその服誰のですか？』
｢Aのに決まってるだろうが｣
ああ、私のか……
『はっ……？』
何となく聞いた質問に返ってきた答えに一瞬納得したがすぐに我に返った
『いやいやいや！多すぎます！！！こんなに着れないですから！もしかしてさっきの店の服も……？！』
｢ああ、そうだけど？｣
嘘でしょ……
先程の店でも大量の女物の服が買われていたがまさか自分の物と思っていなかった。
この店の分も買ってしまえば数年くらい服には困らなさそうな量はある。
『私、旅に出て家にはほとんどいないんですから……！キバナさん自分の服買いましょう？』
｢俺、服とかそんなに要らねえし……｣
『はい、こっちです！行きましょう！！！』
カゴにうずたかく積まれていた服を返し、男性物の服を扱う店に移動した
店に入ればパートナーを連れた女性も黄色い声を出していた
こらこら、それは良くない……
と思いちらりと目を向ければ既に女性に囲まれていた。
その様子をジィーっと見つめていた
確かに顔はかっこいいと思う。
変態鬼畜だが……
あまりに見ていたせいかキバナとバチリと目が合い、思わず逸らしてしまった
やばい。今のは不自然だったか……？
と思ったがその様子を見て変に思ったのか女性をかき分けこちらにやってきたキバナ
『な、何でしょうか……？』
｢何って今目逸らしただろ？｣
『気の所為です。服買うのなら早く買って帰りましょう』
焦っているせいか少し口調が早くなってしまう
ハッと我に返り、周りを見れば重たいオーラを纏った女性達がこちらを睨んでいた
や、やばい……
そう思ったと同時に店を飛び出した。
後ろからキバナさんの声はしたが知ったこっちゃない。
こちらはまた命の危機に晒されていたのだ
前も似たことあったなあ思いながら無我夢中で走り続けた
ここまで来れば大丈夫であろう。
そう思い、立ち止まれば後ろから声がかかった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 291人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ポケットモンスター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミント - 雪音さん» マリィたん！(便乗) (2020年3月3日 14時) (
レス) id: d935f18f17 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - ミントさん» マリィたん！← (2020年3月2日 14時) (レス) id: dd1ad4c52f (このIDを非表示/違反報告)
ミント - あれ？バリバリ博多弁の女の子…？え…？ポ○スペのサファ(( (2020年2月28日 20時) (レス) id: d935f18f17 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - ミントさん» そうなんです！！！ダイゴさんかっこいいですよね！！！！後々、ダイゴさんとのお話も書きたいなあーっと思っています笑 (2020年2月28日 10時) (レス) id: dd1ad4c52f (このIDを非表示/違反報告)
ミント - 雪音様一番好きな代がルビサファなんですか？！お、同じだぁ！(ただしΩルビーとαサファイア)ダイゴ様イケメン！推し！いやあぁ！← (2020年2月26日 19時) (レス) id: d935f18f17 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪音 | 作成日時：2019年11月25日 14時
